金魚すくいでXとYの2人が赤い金魚6匹、黒い金魚4匹をとった。Xがとった金魚の数はYの2倍以上であり、Yがとった赤い金魚の数は黒い金魚の2倍である。Xがとった赤い金魚の数を求める。
2025/4/22
1. 問題の内容
金魚すくいでXとYの2人が赤い金魚6匹、黒い金魚4匹をとった。Xがとった金魚の数はYの2倍以上であり、Yがとった赤い金魚の数は黒い金魚の2倍である。Xがとった赤い金魚の数を求める。
2. 解き方の手順
まず、変数を定義する。
* Xがとった赤い金魚の数を
* Xがとった黒い金魚の数を
* Yがとった赤い金魚の数を
* Yがとった黒い金魚の数を
問題文より、以下の式が成り立つ。
*
*
*
*
を に代入すると、。これから、。
また、 より、。
これらを に代入すると、
は整数なので、 または 。
のとき、。 よって、、。
、。 なので条件を満たす。
のとき、。 よって、、。
、。 なので条件を満たす。
Xがとった赤い金魚の数は、のとき6匹、のとき4匹となる。問題文にXが取った金魚の数がYの2倍以上と書いてある。もしもXが赤い金魚6匹、黒い金魚4匹をとったとすると、Xが取った金魚の総数は10匹となる。この時Yは赤い金魚0匹、黒い金魚0匹なのでYが取った金魚の総数は0匹となる。これはXがとった金魚の数はYの2倍以上という条件を満たす。
もしもXが赤い金魚4匹、黒い金魚3匹をとったとすると、Xが取った金魚の総数は7匹となる。この時Yは赤い金魚2匹、黒い金魚1匹なのでYが取った金魚の総数は3匹となる。これはXがとった金魚の数はYの2倍以上という条件を満たす。
しかし、問題の最後に埋める箇所がある。答えは一つであるはずなので、吟味する必要がある。
もしが5だとすると、, より となるが、は整数なのでこれはありえない。
したがってXがとった赤い金魚の数は6匹である。
3. 最終的な答え
6匹