1. 問題の内容
大小中3個のさいころを投げるとき、次の問いに答えます。
(1) 目の和が7になる場合は何通りあるか。
(2) 目の積が6になる場合は何通りあるか。
2. 解き方の手順
(1) 目の和が7になる場合:
大小中3個のさいころの目をそれぞれとします。
を満たす整数の組 (ただし、)を求めます。
場合分けをして考えます。
のとき、を満たすは、の5通り。
のとき、を満たすは、の4通り。
のとき、を満たすは、の3通り。
のとき、を満たすは、の2通り。
のとき、を満たすは、の1通り。
のとき、を満たすはない。
したがって、全部で通り。
(2) 目の積が6になる場合:
大小中3個のさいころの目をそれぞれとします。
を満たす整数の組 (ただし、)を求めます。
6の約数は1, 2, 3, 6なので、この中から3つの数の積が6になるものを探します。
考えられる組み合わせは以下の通りです。
(1, 1, 6), (1, 2, 3)
これらの組み合わせの並び替えを考えます。
(1, 1, 6)の並び替えは、(1, 1, 6), (1, 6, 1), (6, 1, 1)の3通り。
(1, 2, 3)の並び替えは、(1, 2, 3), (1, 3, 2), (2, 1, 3), (2, 3, 1), (3, 1, 2), (3, 2, 1)の6通り。
したがって、全部で通り。
3. 最終的な答え
(1) 15通り
(2) 9通り