まず、式を適切に組み合わせて展開し、共通因数を見つけやすくする。定数項の和が等しくなるように組み合わせる。
(x−1)(x−7) と (x−3)(x−5) を組み合わせると、それぞれの定数項の和は −8 となる。 (x−1)(x−7)=x2−8x+7 (x−3)(x−5)=x2−8x+15 ここで、y=x2−8x とおくと、式は次のように書き換えられる。 (x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15=(x2−8x+7)(x2−8x+15)+15=(y+7)(y+15)+15 これを展開すると、
(y+7)(y+15)+15=y2+22y+105+15=y2+22y+120 この二次式を因数分解すると、
y2+22y+120=(y+10)(y+12) ここで、y=x2−8x を代入して戻すと、 (y+10)(y+12)=(x2−8x+10)(x2−8x+12) さらに、x2−8x+12 は因数分解できる。 x2−8x+12=(x−2)(x−6) したがって、
(x2−8x+10)(x2−8x+12)=(x2−8x+10)(x−2)(x−6)