2次方程式 $x^2 - 2(a+1)x - 2a + 6 = 0$ が虚数解を持つように、実数 $a$ の値の範囲を求めよ。

代数学二次方程式判別式虚数解不等式
2025/4/22

1. 問題の内容

2次方程式 x22(a+1)x2a+6=0x^2 - 2(a+1)x - 2a + 6 = 0 が虚数解を持つように、実数 aa の値の範囲を求めよ。

2. 解き方の手順

2次方程式が虚数解を持つ条件は、判別式 DD が負であることです。
判別式 DD を計算します。
D=b24acD = b^2 - 4ac
ここで、a=1a=1, b=2(a+1)b=-2(a+1), c=2a+6c=-2a+6 です。
したがって、
D=(2(a+1))24(1)(2a+6)D = (-2(a+1))^2 - 4(1)(-2a+6)
=4(a2+2a+1)4(2a+6)= 4(a^2 + 2a + 1) - 4(-2a+6)
=4a2+8a+4+8a24= 4a^2 + 8a + 4 + 8a - 24
=4a2+16a20= 4a^2 + 16a - 20
虚数解を持つためには、D<0D<0 である必要があります。
4a2+16a20<04a^2 + 16a - 20 < 0
a2+4a5<0a^2 + 4a - 5 < 0
(a+5)(a1)<0(a+5)(a-1) < 0
この不等式を解くと、 5<a<1-5 < a < 1 となります。

3. 最終的な答え

5<a<1-5 < a < 1

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