(1) 底面の半径が3cm、高さが$3\sqrt{3}$cmの円錐について、表面積と体積を求める。 (2) 半径2cmの球について、表面積と体積を求める。

幾何学円錐表面積体積三平方の定理
2025/4/22

1. 問題の内容

(1) 底面の半径が3cm、高さが333\sqrt{3}cmの円錐について、表面積と体積を求める。
(2) 半径2cmの球について、表面積と体積を求める。

2. 解き方の手順

(1)
① 円錐の表面積を求める。
円錐の表面積は、底面積 + 側面積 で求められる。
底面積は、半径3cmの円なので、π×32=9π\pi \times 3^2 = 9\pi cm2^2
側面積は、π×r×l\pi \times r \times l で求められる。ここで、rrは底面の半径、llは母線の長さである。
母線の長さllは、三平方の定理より、l=32+(33)2=9+27=36=6l = \sqrt{3^2 + (3\sqrt{3})^2} = \sqrt{9 + 27} = \sqrt{36} = 6 cm
側面積は、π×3×6=18π\pi \times 3 \times 6 = 18\pi cm2^2
したがって、表面積は、9π+18π=27π9\pi + 18\pi = 27\pi cm2^2
② 円錐の体積を求める。
円錐の体積は、13×底面積×高さ\frac{1}{3} \times \text{底面積} \times \text{高さ} で求められる。
底面積は、9π9\pi cm2^2、高さは、333\sqrt{3}cmなので、
体積は、13×9π×33=93π\frac{1}{3} \times 9\pi \times 3\sqrt{3} = 9\sqrt{3}\pi cm3^3
(2)
① 球の表面積を求める。
球の表面積は、4πr24\pi r^2 で求められる。ここで、rrは半径である。
半径は2cmなので、表面積は、4π×22=16π4\pi \times 2^2 = 16\pi cm2^2
② 球の体積を求める。
球の体積は、43πr3\frac{4}{3}\pi r^3 で求められる。ここで、rrは半径である。
半径は2cmなので、体積は、43π×23=323π\frac{4}{3}\pi \times 2^3 = \frac{32}{3}\pi cm3^3

3. 最終的な答え

(1)
① 表面積: 27π27\pi cm2^2
② 体積: 93π9\sqrt{3}\pi cm3^3
(2)
① 表面積: 16π16\pi cm2^2
② 体積: 323π\frac{32}{3}\pi cm3^3

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