三角形ABCの内心Iから、辺BC, CA, ABにそれぞれ垂線IL, IM, INを引く。このとき、Iは三角形LMNについてどのような点か。

幾何学幾何三角形内心垂線内接円
2025/4/22

1. 問題の内容

三角形ABCの内心Iから、辺BC, CA, ABにそれぞれ垂線IL, IM, INを引く。このとき、Iは三角形LMNについてどのような点か。

2. 解き方の手順

Iは三角形ABCの内心であるから、
IL=IM=IN=rIL = IM = IN = r (rは内接円の半径)
よって、点IはL, M, Nから等距離にある。
角AIMと角AINはどちらも直角だから、四角形AMINはAを中心とする円に内接する。
したがって、
MIN=180A\angle MIN = 180^\circ - \angle A
同様に、NIL=180B\angle NIL = 180^\circ - \angle B, LIM=180C\angle LIM = 180^\circ - \angle C
IIは三角形LMNLMNの内角を二等分する直線の交点である。すなわち、
IIは三角形LMNLMNの内心である。

3. 最終的な答え

Iは三角形LMNの内心である。

「幾何学」の関連問題

平行四辺形ABCDにおいて、$BE = DF$であるとき、$\triangle ABE \equiv \triangle CDF$であることを証明する。

平行四辺形合同証明三角形
2025/4/22

平行四辺形ABCDにおいて、BE = DFであるとき、三角形ABEと三角形CDFが合同であることを証明する。

幾何合同平行四辺形証明
2025/4/22

$AB=BC=AD$であるとき、$\angle x$の大きさを求める問題です。図には$\angle ABD=70^\circ$と$\angle ADB=40^\circ$が示されています。

角度二等辺三角形三角形の内角の和
2025/4/22

直線 $l$ と直線 $m$ が平行であるとき、図に示された角度から、$∠x$ の大きさを求める問題です。

角度平行線錯角
2025/4/22

正九角形の1つの内角の大きさを求める問題です。

多角形内角正九角形
2025/4/22

直線 $l$ の式が $2x + 3y = 24$、直線 $m$ の式が $y = \frac{1}{3}x - 1$ で与えられています。 直線 $l$ と $m$ の交点を A、y軸と直線 $l$...

座標平面直線連立方程式交点三角形の面積
2025/4/22

楕円 $\frac{x^2}{a^2} + \frac{y^2}{b^2} = 1$ 上の点 $P(x_1, y_1)$ における接線 $l$ について、以下の問いに答える。 (1) $y_1 \ne...

楕円接線微分陰関数
2025/4/22

$a, b$ を正の定数とする。楕円 $\frac{x^2}{a^2} + \frac{y^2}{b^2} = 1$ 上の点 $P(x_1, y_1)$ における接線を $l$ とする。 (1) $y...

楕円接線微分陰関数微分
2025/4/22

与えられた式 $\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{y_1 y}{a^2} = 1$ において、$y_1 = 0$ のとき、なぜ $x_1 = \pm a$ と言えるのかを説明する問題...

楕円接線座標幾何
2025/4/22

(1) 底面の半径が3cm、高さが$3\sqrt{3}$cmの円錐について、表面積と体積を求める。 (2) 半径2cmの球について、表面積と体積を求める。

円錐表面積体積三平方の定理
2025/4/22