与えられた式 $\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{y_1 y}{a^2} = 1$ において、$y_1 = 0$ のとき、なぜ $x_1 = \pm a$ と言えるのかを説明する問題です。

幾何学楕円接線座標幾何
2025/4/22

1. 問題の内容

与えられた式 x1xa2+y1ya2=1\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{y_1 y}{a^2} = 1 において、y1=0y_1 = 0 のとき、なぜ x1=±ax_1 = \pm a と言えるのかを説明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた式に y1=0y_1 = 0 を代入します。
x1xa2+0ya2=1\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{0 \cdot y}{a^2} = 1
x1xa2=1\frac{x_1 x}{a^2} = 1
次に、x1x=a2x_1 x = a^2 が得られます。
この式から、x1=a2xx_1 = \frac{a^2}{x} であることがわかります。
ここで、問題文の表現がやや曖昧な点があります。もし、問題文が、楕円 x2a2+y2b2=1\frac{x^2}{a^2} + \frac{y^2}{b^2}=1 上の点 (x1,y1)(x_1, y_1) における接線の方程式 x1xa2+y1yb2=1\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{y_1 y}{b^2} = 1 で、y1=0y_1=0のとき、接点が(±a,0)(\pm a, 0)となることを示したいのであれば、以下のようになります。
与えられた式は x1xa2+y1yb2=1\frac{x_1 x}{a^2} + \frac{y_1 y}{b^2} = 1 であり、y1=0y_1 = 0 を代入すると、
x1xa2=1\frac{x_1 x}{a^2} = 1 となります。
ここで、y1=0y_1 = 0 のとき、接点はx軸上にあります。楕円 x2a2+y2b2=1\frac{x^2}{a^2} + \frac{y^2}{b^2} = 1 上の点 (x1,0)(x_1, 0) における接線は、x1xa2=1\frac{x_1 x}{a^2} = 1 となります。
この接線が楕円と接するのは、x1=±ax_1 = \pm a のときのみです。なぜなら、楕円のx軸との交点は (±a,0)(\pm a, 0) であり、x軸上の点における接線は、x=±ax=\pm a となるからです。よって、x1=±ax_1 = \pm aとなります。
元の質問の式では、b=ab=aとおいた円に対する接線の方程式になっています。この場合は、y1=0y_1 = 0 のとき、接点が xx軸上にあることを意味します。接線の方程式 x1xa2=1\frac{x_1 x}{a^2}=1 より、x=a2x1x = \frac{a^2}{x_1} となります。
xx軸との交点は、円 x2a2+y2a2=1\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{a^2}=1 において、y=0y=0を代入すると、x2=a2x^2=a^2より、x=±ax=\pm aとなります。つまり接点が (±a,0)(\pm a, 0) であるときに、y1=0y_1=0となるので、x1=±ax_1 = \pm aとなります。

3. 最終的な答え

x1=±ax_1 = \pm a

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