2桁の正の整数があり、以下の条件を満たす時、元の整数を求めよ。 * その整数は、十の位の数と一の位の数の和の5倍に等しい。 * 十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる整数は、元の整数より9大きくなる。 (1) 十の位が $x$、一の位が $y$ である数を式で表せ。 (2) 元の整数を求めよ。

代数学連立方程式文章題割合
2025/4/23
はい、承知いたしました。以下に問題の解答を示します。
**問題4**

1. **問題の内容**

2桁の正の整数があり、以下の条件を満たす時、元の整数を求めよ。
* その整数は、十の位の数と一の位の数の和の5倍に等しい。
* 十の位の数と一の位の数を入れ替えてできる整数は、元の整数より9大きくなる。
(1) 十の位が xx、一の位が yy である数を式で表せ。
(2) 元の整数を求めよ。

2. **解き方の手順**

(1) 2桁の整数は、十の位の数を xx、一の位の数を yy とすると、10x+y10x + y で表されます。
(2) 問題文の条件から、以下の2つの式が得られます。
* 10x+y=5(x+y)10x + y = 5(x + y)
* 10y+x=10x+y+910y + x = 10x + y + 9
最初の式を整理すると、
10x+y=5x+5y10x + y = 5x + 5y
5x=4y5x = 4y
次の式を整理すると、
9y9x=99y - 9x = 9
yx=1y - x = 1
y=x+1y = x + 1
y=x+1y = x+15x=4y5x = 4y に代入すると、
5x=4(x+1)5x = 4(x+1)
5x=4x+45x = 4x + 4
x=4x = 4
したがって、y=x+1=4+1=5y = x + 1 = 4 + 1 = 5
元の整数は、10x+y=10×4+5=4510x + y = 10 \times 4 + 5 = 45

3. **最終的な答え**

(1) 10x+y10x + y
(2) 45
**問題5**

1. **問題の内容**

図のような正方形ABCDがあり、点PはAを出発して辺AB上をBまで動く。点Qは点PがAを出発するのと同時にDを出発し、Pと同じ速さで辺DA上をAまで動く。正方形の一辺の長さが8cmであるとき、三角形APQの面積が6 cm2^2になるのは、点PがAから何cm動いたときか。

2. **解き方の手順**

点PがAから xx cm動いたとすると、点QもDから xx cm動くので、AQの長さは 8x8 - x cmとなる。
三角形APQの面積は、12×AP×AQ\frac{1}{2} \times AP \times AQ で表される。
AP=xAP = xAQ=8xAQ = 8-xなので、
12×x×(8x)=6\frac{1}{2} \times x \times (8-x) = 6
これを解くと、
x(8x)=12x(8-x) = 12
8xx2=128x - x^2 = 12
x28x+12=0x^2 - 8x + 12 = 0
(x2)(x6)=0(x-2)(x-6) = 0
x=2,6x = 2, 6
どちらの解も 0x80 \leq x \leq 8 を満たすので、どちらも答えとして適切である。

3. **最終的な答え**

2 cm, 6 cm
**問題3**

1. **問題の内容**

8%の食塩水と14%の食塩水を混ぜて、10%の食塩水を900gつくる。
(1) 10%の食塩水 900gのなかには、何gの食塩がふくまれているか。
(2) 2種類の食塩水をそれぞれ何gずつ混ぜればよいか。

2. **解き方の手順**

(1) 10%の食塩水900gに含まれる食塩の量は、
900×0.10=90900 \times 0.10 = 90 g
(2) 8%の食塩水を xx g、14%の食塩水を yy g混ぜるとする。
すると、
x+y=900x + y = 900
0.08x+0.14y=900.08x + 0.14y = 90
最初の式から y=900xy = 900 - x を得て、これを次の式に代入する。
0.08x+0.14(900x)=900.08x + 0.14(900-x) = 90
0.08x+1260.14x=900.08x + 126 - 0.14x = 90
0.06x=36-0.06x = -36
x=600x = 600
すると、y=900x=900600=300y = 900 - x = 900 - 600 = 300

3. **最終的な答え**

(1) 90 g
(2) 8%の食塩水 600 g, 14%の食塩水 300 g
**問題4**

1. **問題の内容**

ある学校の合唱部の部員数は、去年は全員で35人だった。今年は、男子が30%増え、女子が20%減ったので、全員で38人になった。今年の男子、女子の部員数は、それぞれ何人か。
※去年の男子、女子の部員数は、それぞれx、yとする。

2. **解き方の手順**

去年の男子の部員数を xx 人、女子の部員数を yy 人とすると、以下の式が成り立つ。
* x+y=35x + y = 35
* 1.3x+0.8y=381.3x + 0.8y = 38
最初の式から y=35xy = 35 - x を得て、これを次の式に代入する。
1.3x+0.8(35x)=381.3x + 0.8(35-x) = 38
1.3x+280.8x=381.3x + 28 - 0.8x = 38
0.5x=100.5x = 10
x=20x = 20
すると、y=35x=3520=15y = 35 - x = 35 - 20 = 15
今年の男子の部員数は、1.3x=1.3×20=261.3x = 1.3 \times 20 = 26
今年の女子の部員数は、0.8y=0.8×15=120.8y = 0.8 \times 15 = 12

3. **最終的な答え**

男子 26 人, 女子 12 人

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