まず、回路を簡略化する。回路は、12Ωと6Ωの並列回路と、rと36Ωの並列回路が、それぞれ11Ωと直列に繋がれていると見なせる。
12Ωと6Ωの並列回路の合成抵抗をR1とおくと、 R11=121+61=121+122=123=41 よって R1=4Ω rと36Ωの並列回路の合成抵抗をR2とおくと、 R21=r1+361 したがって R2=36+r36r A-B間の合成抵抗は、4Ω+11Ω+R2+11Ω=9Ω であるため、 4+11+36+r36r+11=9 26+36+r36r=9 36+r36r=9−26=−17 36r=−17(36+r)=−612−17r 36r+17r=−612 53r=−612 r=53−612 これは正しくない。
回路の合成抵抗は9Ωとなっている。 したがって、並列回路を間違えている可能性がある。
図を見ると、Aから12Ω, 6Ω, 11Ωを通ってBに至るルートと、Aから11Ω, r, 36Ωを通ってBに至るルートが並列に接続されていると考えられる。
RA=12+6+11+11=18+22=40 RB=11+r+36=47+r 91=401+47+r1 91−401=47+r1 36040−9=36031=47+r1 31(47+r)=360 1457+31r=360 31r=360−1457=−1097 これも正しくない。
4+11+R2+11=9 26+R2=9 これも正しくない。
Aからのルートは12Ω, 6Ωが並列で、それに11Ωが直列、さらに11Ωが直列。
Bからのルートはr, 36Ωが並列。
91=12∥6+11+111+r∥361 91=4+221+36+r36r1 91=261+36r36+r 36r36+r=91−261=23426−9=23417 234(36+r)=17(36r) 8424+234r=612r 8424=378r r=3788424=22.312... 一番近いのは18Ω。