(1) 不等式 ∣2x−3∣≤a の解を求める。 絶対値記号を外すと、
−a≤2x−3≤a 各辺に3を足すと、
3−a≤2x≤a+3 各辺を2で割ると、
23−a≤x≤2a+3 (2) a=4のとき、不等式 23−a≤x≤2a+3 を満たす整数 x の個数を求める。 23−4≤x≤24+3 −21≤x≤27 −0.5≤x≤3.5 これを満たす整数xは、0,1,2,3 の4個である。 (3) 不等式 23−a≤x≤2a+3 を満たす整数xがちょうど6個存在するようなaの値の範囲を求める。 まず、 23−a と 2a+3 の中点は 2(23−a+2a+3)=23=1.5 である。 整数が6個ということは、中点の周りに対称に整数が存在すると考えられる。
例えば、整数 x が −1,0,1,2,3,4 の6個存在する場合、1.5 は 1 と 2 の中点である。 整数が6個存在する場合、中心の整数に対して左右に3個ずつ整数が存在する場合、
2a+3 が取りうる範囲は、 23−a<−2.5 かつ 2a+3≥3.5を満たす。 3−a<−5 より、a>8 a+3≥7 より、a≥4 2a+3 が 3.5 より大きい場合は、 23−a>−3.5 かつ 2a+3≤4.5を満たす。 3−a>−7 より、a<10 a+3≤9 より、a≤6 23−a≤−3 かつ 2a+3<4 となる場合 3−a≤−6, a≥9 a+3<8, a<5 なので矛盾する。
したがって、2a+3−23−a=22a=a が整数xの範囲の幅になる。 n−0.5≤23−a,2a+3≤n+5.5である必要がある. -3 ≤23−a かつ 2a+3 ≤3 2a+3 から 23−aを引いて、 2a+3−23−a=a よって、aは、 5≤a<7