直線 $y = 2x - 1$ と $45^\circ$ ($\frac{\pi}{4}$) の角をなす直線の傾きを求めます。

幾何学直線傾き角度三角関数絶対値
2025/3/17

1. 問題の内容

直線 y=2x1y = 2x - 14545^\circ (π4\frac{\pi}{4}) の角をなす直線の傾きを求めます。

2. 解き方の手順

2つの直線がなす角の正接(タンジェント)の公式を利用します。
2つの直線の傾きをそれぞれ m1m_1 , m2m_2 とすると、2つの直線がなす角を θ\theta としたとき、
tanθ=m1m21+m1m2 \tan{\theta} = \left| \frac{m_1 - m_2}{1 + m_1 m_2} \right|
が成り立ちます。
この問題では、m1=2m_1 = 2 , θ=π4\theta = \frac{\pi}{4} であり、m2m_2 を求めます。
tanπ4=1\tan{\frac{\pi}{4}} = 1 なので、
1=2m21+2m2 1 = \left| \frac{2 - m_2}{1 + 2 m_2} \right|
となります。絶対値を外すと、
2m21+2m2=1 \frac{2 - m_2}{1 + 2 m_2} = 1 または 2m21+2m2=1 \frac{2 - m_2}{1 + 2 m_2} = -1
(i) 2m21+2m2=1\frac{2 - m_2}{1 + 2 m_2} = 1 のとき、
2m2=1+2m2 2 - m_2 = 1 + 2 m_2
3m2=1 3 m_2 = 1
m2=13 m_2 = \frac{1}{3}
(ii) 2m21+2m2=1\frac{2 - m_2}{1 + 2 m_2} = -1 のとき、
2m2=12m2 2 - m_2 = -1 - 2 m_2
m2=3 m_2 = -3

3. 最終的な答え

求める直線の傾きは、13\frac{1}{3}3-3 です。

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