問題は2つあります。 1つ目は、2つのサイコロを同時に投げたとき、目の和が4の倍数になる確率を求める問題です。 2つ目は、10個の製品のうち3個が不良品であるとき、2個を同時に取り出した際に少なくとも1個が不良品である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率サイコロ組み合わせ不良品
2025/3/6

1. 問題の内容

問題は2つあります。
1つ目は、2つのサイコロを同時に投げたとき、目の和が4の倍数になる確率を求める問題です。
2つ目は、10個の製品のうち3個が不良品であるとき、2個を同時に取り出した際に少なくとも1個が不良品である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

**問題1:**
2つのサイコロを投げたとき、目の和は最小で2、最大で12になります。
目の和が4の倍数になるのは、4, 8, 12の場合です。
* 和が4になる組み合わせ: (1, 3), (2, 2), (3, 1) の3通り
* 和が8になる組み合わせ: (2, 6), (3, 5), (4, 4), (5, 3), (6, 2) の5通り
* 和が12になる組み合わせ: (6, 6) の1通り
全ての組み合わせは 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
したがって、目の和が4の倍数になる確率は、3+5+136=936=14 \frac{3 + 5 + 1}{36} = \frac{9}{36} = \frac{1}{4} です。
**問題2:**
少なくとも1個が不良品である確率は、1 - (2個とも良品である確率) で求めることができます。
10個の製品のうち、不良品は3個、良品は7個です。
2個とも良品である確率は、710×69=4290=715\frac{7}{10} \times \frac{6}{9} = \frac{42}{90} = \frac{7}{15} です。
したがって、少なくとも1個が不良品である確率は、1715=1515715=8151 - \frac{7}{15} = \frac{15}{15} - \frac{7}{15} = \frac{8}{15} です。

3. 最終的な答え

問題1の答え:
14\frac{1}{4}
問題2の答え:
815\frac{8}{15}

「確率論・統計学」の関連問題

ある大学で、4人に1人が自転車で通学しています。無作為に選んだ5人の学生のうち、自転車で通学している学生が0人, 1人, 2人, 3人, 4人, 5人である確率をそれぞれ求め、小数点第4位で四捨五入し...

二項分布確率統計
2025/6/5

## 問題の要約

回帰分析散布図相関係数記述統計推測統計
2025/6/5

H電器製の洗濯機の寿命Xは平均10年の指数分布に従う。(1) 寿命Xが従う確率密度関数$f(x)$を求める。(2) 5年以内に洗濯機が壊れる確率$P(0 \le X \le 5)$を求める。

指数分布確率密度関数積分確率
2025/6/5

A大学のU教授の単位認定が以前よりも厳しくなったかどうかを判断するために、受講者の80%が単位を取得できるという帰無仮説を有意水準5%で左側検定を行います。受講者100人中73人が単位を取得したという...

統計的仮説検定二項分布正規分布有意水準片側検定
2025/6/5

H電器製の洗濯機の寿命Xが平均10年の指数分布に従うとき、(1)寿命Xが従う確率密度関数を求め、(2)5年以内に洗濯機が壊れる確率を求めます。

指数分布確率密度関数積分確率
2025/6/5

帰無仮説 $H_0: p = p_0$、対立仮説 $H_1: p \neq p_0$ に対して、検定統計量 $Z = \frac{\bar{p} - p_0}{\sqrt{p_0(1-p_0)/n}}...

仮説検定統計的推測両側検定有意水準標準正規分布
2025/6/5

確率変数$X$に対して、変数変換$Y = aX + b$によって定義される新たな確率変数$Y$の確率密度関数$g(y)$を求めます。ただし、$X$の確率密度関数を$f(x)$とします。

確率変数確率密度関数変数変換確率分布
2025/6/5

母平均の検定において、帰無仮説が $H_0: \mu = 100$ であるとき、両側検定における対立仮説として適切なものを選ぶ問題です。

仮説検定母平均両側検定統計的推測
2025/6/5

与えられた統計的仮説検定に関する記述の中から、正しいものをすべて選択する問題です。ただし、帰無仮説 $H_0$ は正しいものとします。記述は以下の通りです。 * 第1種の誤りとは、$H_0$ を棄...

統計的仮説検定第1種の誤り第2種の誤り帰無仮説
2025/6/5

確率変数 $X$ に対して、変数変換 $Y = aX + b$ を行ったとき、新たな確率変数 $Y$ の確率密度関数 $g(y)$ を求める問題です。ここで、$X$ の確率密度関数を $f(x)$ と...

確率変数確率密度関数変数変換確率分布
2025/6/5