ある学級の生徒10人の通学時間について、度数分布表が与えられています。この表から、生徒10人の通学時間の平均値を求めます。

確率論・統計学平均値度数分布表統計
2025/3/17

1. 問題の内容

ある学級の生徒10人の通学時間について、度数分布表が与えられています。この表から、生徒10人の通学時間の平均値を求めます。

2. 解き方の手順

度数分布表から平均値を計算するには、各階級の階級値を用いて計算します。階級値は、各階級の最小値と最大値の平均です。
* 0分以上10分未満の階級の階級値は (0+10)/2=5(0+10)/2 = 5 分です。度数は4人です。
* 10分以上20分未満の階級の階級値は (10+20)/2=15(10+20)/2 = 15 分です。度数は2人です。
* 20分以上30分未満の階級の階級値は (20+30)/2=25(20+30)/2 = 25 分です。度数は4人です。
平均値は、各階級の階級値にその階級の度数を掛けたものの総和を、度数の合計で割ることで求められます。
平均値 =(5×4)+(15×2)+(25×4)10= \frac{(5 \times 4) + (15 \times 2) + (25 \times 4)}{10}
平均値 =20+30+10010= \frac{20 + 30 + 100}{10}
平均値 =15010= \frac{150}{10}
平均値 =15= 15

3. 最終的な答え

15分

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