半径 $r$ の円形の公園の周囲に、幅 $h$ の遊歩道がある。遊歩道の真ん中を通る円の周の長さを $l$ とするとき、遊歩道の面積 $S$ を $h$ と $l$ の式で表す問題。

幾何学面積周の長さ数式展開
2025/4/26

1. 問題の内容

半径 rr の円形の公園の周囲に、幅 hh の遊歩道がある。遊歩道の真ん中を通る円の周の長さを ll とするとき、遊歩道の面積 SShhll の式で表す問題。

2. 解き方の手順

遊歩道の外側の円の半径は r+hr+h である。
遊歩道の面積 SS は、外側の円の面積から内側の円(公園)の面積を引いたものなので、
S=π(r+h)2πr2S = \pi (r+h)^2 - \pi r^2
=π(r2+2rh+h2)πr2= \pi (r^2 + 2rh + h^2) - \pi r^2
=πr2+2πrh+πh2πr2= \pi r^2 + 2\pi rh + \pi h^2 - \pi r^2
=2πrh+πh2= 2\pi rh + \pi h^2
=πh(2r+h)= \pi h(2r + h)
遊歩道の真ん中を通る円の半径は r+h2r + \frac{h}{2} であるから、その円周の長さ ll は、
l=2π(r+h2)=2πr+πhl = 2\pi (r + \frac{h}{2}) = 2\pi r + \pi h
したがって、
2πr=lπh2\pi r = l - \pi h
これを面積 SS の式に代入すると、
S=h(2πr+πh)=h(lπh+πh)=hlS = h(2\pi r + \pi h) = h(l - \pi h + \pi h) = hl

3. 最終的な答え

S=hlS = hl

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