1. 問題の内容
図のような碁盤の目の道路があり、すべての間隔が等しいとする。点Aから点Bへ行く最短経路のうち、点Cと点Dの両方を通るものは何通りあるか。
2. 解き方の手順
点Aから点Bへ行く最短経路は、右方向への移動と上方向への移動のみで構成される。点Cと点Dの両方を通る経路は、A→C→D→B の順に移動する経路である。
* AからCへの最短経路の数:右に2回、上に1回移動する必要がある。これは 通り。
* CからDへの最短経路の数:右に1回、上に2回移動する必要がある。これは 通り。
* DからBへの最短経路の数:右に1回、上に1回移動する必要がある。これは 通り。
したがって、点Aから点Bへの最短経路で、点Cと点Dの両方を通る経路の総数は、これらの経路の数の積で求められる。
上記は誤りである.CとDの両方を通る経路なので,Cを通ってDを通る場合と,Dを通ってCを通る場合がある.
AからCへ行く経路数:
AからDへ行く経路数:
CからBへ行く経路数:
DからBへ行く経路数:
CからDへ行く経路数:
DからCへ行く経路は存在しない.
CとD両方を通る経路は,A→C→D→Bのみである.よって,
A→C:3通り
C→D:3通り
D→B:2通り
なので,3*3*2 = 18通り.
AからCを通ってDを通ってBに行く経路なので,
(A→C) * (C→D) * (D→B)
=
= 通り
問題文をよく読むと,CとDのどちらも通ると書いてあるので、経由順序は考慮する必要はない。
(A->C)* (A->D)* (C->B)*(D->B)の最小経路を考える.
しかし、これは違う経路を重複して数えることになるので間違い。
AからBへのすべての経路は
AからCを通るすべての経路は
AからDを通るすべての経路は
点Cと点Dの順序に言及はないので、A->C->D->BとA->D->C->Bの両方を通る経路を考える必要がある。
A->C->D->B:
A->D->C->B: 通れない
A->C->D->Bのみなので、18通り。
3. 最終的な答え
18通り