原点O, A(-2, 4), B(6, 6)を頂点とする三角形OABがある。 (1) 2点O, Aを通る直線の式を求める。 (2) 点Pはx軸上にあり、x座標の値が正の点である。AとPを結び、三角形OABと三角形OAPの面積が等しくなるとき、Pのx座標を求める。 (3) x軸上にx座標の値が負の点Qを、三角形OABと三角形OAQの面積が等しくなるようにとる。点Qのx座標を求める。
2025/4/26
以下に問題の解答を示します。
1. 問題の内容
原点O, A(-2, 4), B(6, 6)を頂点とする三角形OABがある。
(1) 2点O, Aを通る直線の式を求める。
(2) 点Pはx軸上にあり、x座標の値が正の点である。AとPを結び、三角形OABと三角形OAPの面積が等しくなるとき、Pのx座標を求める。
(3) x軸上にx座標の値が負の点Qを、三角形OABと三角形OAQの面積が等しくなるようにとる。点Qのx座標を求める。
2. 解き方の手順
(1)
2点O(0, 0), A(-2, 4)を通る直線の式を とおく。
点Aの座標を代入すると、
よって、求める直線の式は
(2)
三角形OABの面積を求める。三角形OABの面積は、点Bから直線OAまでの距離を高さ、線分OAを底辺とすることで求めることができる。
直線OAの方程式は すなわち である。点B(6, 6)から直線OAまでの距離dは、点と直線の距離の公式より
線分OAの長さは
三角形OABの面積は
点Pの座標を(p, 0) (p > 0)とする。三角形OAPの面積は、線分OPを底辺、点Aからx軸までの距離を高さとすると、
三角形OABと三角形OAPの面積が等しいので、
よって、点Pのx座標は9である。
(3)
点Qの座標を(q, 0) (q < 0)とする。三角形OAQの面積は、線分OQを底辺、点Aからx軸までの距離を高さとすると、
三角形OABと三角形OAQの面積が等しいので、
q < 0 より、
よって、点Qのx座標は-9である。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 9
(3) x = -9