まず、商品Bの固定費用が3であることから、c の値を求めます。固定費用は、商品Bを生産しなくてもかかる費用なので、x=0 のときにかかる費用です。したがって、f(0)=c=3 となります。 次に、z=10x−f(x) に f(x)=x3+x2+2x+3 を代入すると、 z=10x−(x3+x2+2x+3)=−x3−x2+8x−3 となります。
g(x)=−x3−x2+8x−3 とおくと、g′(x)=−3x2−2x+8 です。 g′(x)=0 となる x を求めると、 −3x2−2x+8=0 3x2+2x−8=0 (3x−4)(x+2)=0 x=34,−2 x≥0 より、x=34 です。 x=0のとき、z=−3 x=34のとき、z=−(34)3−(34)2+8(34)−3=−2764−916+332−3=27−64−48+288−81=2795=3.5185... z の最大値は 2795 であり、そのときの x の値は 34 です。 次に、h(x)=x2−6x+9 より、h(1)=1−6+9=4 であり、h′(x)=2x−6 より、h′(1)=2−6=−4 です。 したがって、点 (1,4) における接線の方程式は、
y−4=−4(x−1) y=−4x+4+4 y=−4x+8 です。
C1:y=h(x) と C2:y=h(x+4) の交点の x 座標を求めます。 h(x)=h(x+4) x2−6x+9=(x+4)2−6(x+4)+9 x2−6x+9=x2+8x+16−6x−24+9 x2−6x+9=x2+2x+1 −6x+9=2x+1 したがって、C1 と C2 の交点の x 座標は 1 です。 0≤x≤1 の範囲において、C1 と C2 および y 軸で囲まれた図形を D とします。D の面積は、 ∫01(h(x)−h(x+4))dx=∫01(x2−6x+9−(x2+2x+1))dx=∫01(−8x+8)dx=[−4x2+8x]01=−4+8=4