500の約数の個数と、すべての約数の和を求める問題です。

数論約数素因数分解約数の個数約数の和
2025/4/28

1. 問題の内容

500の約数の個数と、すべての約数の和を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、500を素因数分解します。
500=22×53500 = 2^2 \times 5^3
約数の個数を求めるには、各素因数の指数に1を足したものを掛け合わせます。
この場合、2の指数は2、5の指数は3なので、
(2+1)×(3+1)=3×4=12(2+1) \times (3+1) = 3 \times 4 = 12
約数の和を求めるには、各素因数について、0乗からその素因数の指数までの和を求め、それらを掛け合わせます。
つまり、
(20+21+22)×(50+51+52+53)(2^0 + 2^1 + 2^2) \times (5^0 + 5^1 + 5^2 + 5^3)
=(1+2+4)×(1+5+25+125)= (1 + 2 + 4) \times (1 + 5 + 25 + 125)
=7×156= 7 \times 156
=1092= 1092

3. 最終的な答え

500の約数は12個あり、約数の和は1092です。

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