この問題を解くには、チェバの定理とメネラウスの定理を利用します。
(1) BF:FC を求める。
チェバの定理より、
DBAD⋅FCBF⋅EACE=1 与えられた条件を代入すると、
12⋅FCBF⋅34=1 FCBF=83 (2) CP:PD を求める。
メネラウスの定理を三角形 ABD と直線 CF に適用すると、
CFBC⋅PAFP⋅DBAD=1 ここで、CFBC=CFBF+FC=CFBF+1=83+1=811、DBAD=12であるから、 811⋅PAFP⋅12=1 PAFP=114 したがって、PFAP=411 メネラウスの定理を三角形 BCE と直線 AD に適用すると、
ADBA⋅PEDP⋅CBEC=1 CBEC=EC+BEEC=74 ここで、ADBA=ADAD+DB=22+1=23であるから、 23⋅PEDP⋅74=1 PEDP=67 したがって、DPPE=76 メネラウスの定理を三角形 ADC と直線 BE に適用すると、
ECAE⋅BFCB⋅PAFP=1 次に、メネラウスの定理を三角形 ABE と直線 DC に適用すると、
DBAD⋅FEBF⋅CAEC=1 CP:PD を求めるために、メネラウスの定理を三角形 ABD と直線 CF に適用します。
CFBC⋅PAFP⋅DBAD=1 FCBF=83 より、CFBC=FCBF+FC=FCBF+1=83+1=811 また、(3) より PFAP=411 だから、PAFP=114 DBAD=12 811⋅114⋅12=1 メネラウスの定理を三角形 BCD と直線 AE に適用します。
EBCE⋅ADBA⋅PCDP=1 ECAE=43 なので、ACCE=74 PCDP=EBCE⋅ADBA PDCP=8/3 (3) AP:PF を求める。
メネラウスの定理を三角形 BCF と直線 AD に適用すると、
DABD⋅PFAP⋅CBFC=1 DABD=21 CBFC=FC+BFFC=1+FCBF1=1+831=118 21⋅PFAP⋅118=1 PFAP=411