24と48の最大公約数を求める問題です。

数論最大公約数素因数分解ユークリッドの互除法
2025/3/6

1. 問題の内容

24と48の最大公約数を求める問題です。

2. 解き方の手順

最大公約数を求めるには、いくつかの方法があります。ここでは、素因数分解を利用する方法と、ユークリッドの互除法を利用する方法の二つを説明します。
* **素因数分解による方法**

1. それぞれの数を素因数分解します。

24=2×2×2×3=23×324 = 2 \times 2 \times 2 \times 3 = 2^3 \times 3
48=2×2×2×2×3=24×348 = 2 \times 2 \times 2 \times 2 \times 3 = 2^4 \times 3

2. 共通の素因数を見つけ、それぞれの数の指数の中で小さい方を選びます。

共通の素因数は2と3です。2の指数はそれぞれ3と4なので、小さい方の3を選びます。3の指数はどちらも1なので、1を選びます。

3. 選んだ素因数と指数を使って、最大公約数を計算します。

23×31=8×3=242^3 \times 3^1 = 8 \times 3 = 24
* **ユークリッドの互除法による方法**

1. 大きい方の数(48)を小さい方の数(24)で割ります。

48÷24=248 \div 24 = 2 あまり 00

2. 余りが0になったので、割った数(24)が最大公約数です。もし余りが0でなければ、割る数を余りで割るという操作を繰り返します。

3. 最終的な答え

24

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