(1) 操作Aを1回行った後について考える。
まず、10%の食塩水100gに含まれる食塩の量は、
100×0.1=10g xgの食塩水を取り出すと、取り出される食塩の量は、 x×0.1=0.1xg 残った食塩水の量は、100−xg であり、残った食塩の量は、10−0.1xg である。 ここにxgの水を加えるので、全体の食塩水の量は100gに戻る。 したがって、操作Aを1回行った後の食塩水の濃度は、
10010−0.1x×100=10−0.1x (%) (2) 操作Aを2回行った後について考える。
操作Aを1回行った後の食塩水の濃度は 10−0.1x (%) であり、食塩水の量は100gである。 操作Aを1回行った後の食塩水に含まれる食塩の量は、
100×10010−0.1x=10−0.1xg ここからxgを取り出すと、取り出される食塩の量は、 x×10010−0.1x=10010x−0.1x2g 残った食塩水の量は、100−xg であり、残った食塩の量は、10−0.1x−10010x−0.1x2g である。 ここにxgの水を加えるので、全体の食塩水の量は100gに戻る。 したがって、操作Aを2回行った後の食塩水の濃度は、
10010−0.1x−10010x−0.1x2×100=10−0.1x−10010x−0.1x2 (%) これが4.9%なので、
10−0.1x−10010x−0.1x2=4.9 1000−10x−(10x−0.1x2)=490 1000−10x−10x+0.1x2=490 0.1x2−20x+510=0 x2−200x+5100=0 (x−30)(x−170)=0 x=30,170 0<x<100 より、x=30