与えられた式 $F \sin 30^\circ + F \cos 30^\circ = W$ を $F$ について解き、$F$を他の変数で表す。

代数学三角関数方程式式の変形有理化解の公式
2025/3/18

1. 問題の内容

与えられた式 Fsin30+Fcos30=WF \sin 30^\circ + F \cos 30^\circ = WFF について解き、FFを他の変数で表す。

2. 解き方の手順

まず、左辺のFFで括ります。
F(sin30+cos30)=WF(\sin 30^\circ + \cos 30^\circ) = W
次に、sin30\sin 30^\circcos30\cos 30^\circの値を代入します。sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2}cos30=32 \cos 30^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}です。
F(12+32)=WF(\frac{1}{2} + \frac{\sqrt{3}}{2}) = W
F(1+32)=WF(\frac{1 + \sqrt{3}}{2}) = W
FFについて解くために、両辺を(1+32)(\frac{1 + \sqrt{3}}{2})で割ります。
F=W1+32F = \frac{W}{\frac{1 + \sqrt{3}}{2}}
F=2W1+3F = \frac{2W}{1 + \sqrt{3}}
分母を有理化するために、分母と分子に (13)(1 - \sqrt{3})をかけます。
F=2W(13)(1+3)(13)F = \frac{2W(1 - \sqrt{3})}{(1 + \sqrt{3})(1 - \sqrt{3})}
F=2W(13)13F = \frac{2W(1 - \sqrt{3})}{1 - 3}
F=2W(13)2F = \frac{2W(1 - \sqrt{3})}{-2}
F=W(13)F = -W(1 - \sqrt{3})
F=W(31)F = W(\sqrt{3} - 1)

3. 最終的な答え

F=W(31)F = W(\sqrt{3} - 1)

「代数学」の関連問題

問題は、絶対値を含む方程式 $\frac{3}{5}|-\frac{4}{3}x + y| = \frac{630}{88}$ を解くことです。指示は$x$の値を求めることです。

絶対値方程式一次方程式解の公式
2025/6/10

与えられた不等式 $18 + 14n \le 23(n-4)$ を満たす最小の自然数 $n$ を求めます。

不等式一次不等式自然数
2025/6/10

与えられた2つの行列AとBが正則かどうかを調べ、正則ならばそれぞれの逆行列を求める問題です。 行列Aは $A = \begin{pmatrix} 3 & -1 & 16 & -15 \\ 6 & -8...

行列行列式逆行列線形代数正則
2025/6/10

与えられた2つの絶対値を含む連立方程式から $x$ と $y$ の値を求める問題です。 連立方程式は以下の通りです。 $$ \begin{cases} \left| \frac{12}{13} - y...

絶対値連立方程式方程式数値計算
2025/6/10

$x$は実数とする。集合を用いて、次の命題 $A \implies B$ の真偽を調べよ。 (1) $1 < x < 2 \implies 1 < x < 3$ (2) $x < 1 \implies...

命題集合真偽不等式
2025/6/10

式 $(a+b)(c+d)(x+y+z)$ を展開したときにできる項の数を求める問題です。

展開多項式項の数
2025/6/10

与えられた関数 $y = x^2(x+7)(x-5)$ のグラフとして、(i)と(ii)のどちらが正しいかを選択する問題です。

関数のグラフ三次関数方程式の解グラフの形状
2025/6/10

与えられた不等式 $-0.03 \le 0.1 - 0.02x < 0.3$ を解く問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/6/10

$x = \frac{\sqrt{6} - 2}{\sqrt{6} + 2}$、 $y = \frac{\sqrt{6} + 2}{\sqrt{6} - 2}$のとき、以下の式の値を求めます。 (1)...

式の計算有理化式の値平方根
2025/6/10

問題は、3つの行列の計算を行うことです。具体的には、以下の3つの行列の積を計算します。 (1) $\begin{bmatrix} 3 & -1 & 2 \\ 1 & 0 & -2 \end{bmatr...

行列行列の積線形代数
2025/6/10