(1) $\sum_{k=1}^{n} 5^{k-1}$ を求めよ。 (2) $\sum_{k=1}^{n-1} 3^k$ を求めよ。

代数学数列等比数列シグマ和の公式
2025/4/29

1. 問題の内容

(1) k=1n5k1\sum_{k=1}^{n} 5^{k-1} を求めよ。
(2) k=1n13k\sum_{k=1}^{n-1} 3^k を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) k=1n5k1\sum_{k=1}^{n} 5^{k-1} は、初項 511=50=15^{1-1} = 5^0 = 1, 公比 55 の等比数列の初項から第 nn 項までの和である。等比数列の和の公式を用いると、
k=1n5k1=1(5n1)51=5n14 \sum_{k=1}^{n} 5^{k-1} = \frac{1(5^n - 1)}{5-1} = \frac{5^n - 1}{4}
(2) k=1n13k\sum_{k=1}^{n-1} 3^k は、初項 31=33^1 = 3, 公比 33 の等比数列の初項から第 n1n-1 項までの和である。等比数列の和の公式を用いると、
k=1n13k=3(3n11)31=3(3n11)2=3n32 \sum_{k=1}^{n-1} 3^k = \frac{3(3^{n-1} - 1)}{3-1} = \frac{3(3^{n-1} - 1)}{2} = \frac{3^n - 3}{2}

3. 最終的な答え

(1) 5n14\frac{5^n - 1}{4}
(2) 3n32\frac{3^n - 3}{2}

「代数学」の関連問題

$(3x^2 + 2)^6$ の展開式における $x^2$ の項の係数を求める問題です。

二項定理展開係数多項式
2025/4/29

複素数の割り算を計算する問題です。分母を実数化するために、分母の共役複素数を分母と分子に掛けます。

複素数複素数の計算複素数の割り算虚数
2025/4/29

与えられた数式 $(1+\sqrt{3})^2(1-\sqrt{3})^2$ を計算し、その値を求めます。

式の計算平方根展開有理化
2025/4/29

与えられた分数の分母を有理化し、簡略化すること。与えられた分数は $\frac{3 + \sqrt{5}}{3 - \sqrt{5}}$です。

分数の有理化平方根式の展開簡略化
2025/4/29

与えられた式 $(\sqrt{3}-2)(\sqrt{3}+2)$ を計算して、その値を求めます。

平方根式の計算有理化展開
2025/4/29

$(\sqrt{3} - \sqrt{2})^2$ を計算する問題です。

平方根式の計算展開
2025/4/29

2次方程式 $3x^2 - 2x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha$, $\beta$ とするとき、$\alpha^3 + \beta^3$ の値を求めよ。

二次方程式解と係数の関係式の展開代数
2025/4/29

与えられた複数の多項式の展開、二乗の計算、およびそれらの組み合わせの計算問題です。問題は大きく分けて4つのセクションに分かれており、それぞれ複数の小問を含んでいます。

展開二乗の公式因数分解多項式
2025/4/29

次の各複素数について、それぞれ共役な複素数との和と積を求めよ。 (1) $-2+3i$ (2) $5-4i$ (3) $6i$ (4) $-3$

複素数共役複素数複素数の和複素数の積
2025/4/29

$(\sqrt{2} + 1)(\sqrt{2} - 3)$ を計算します。

式の展開平方根計算
2025/4/29