1. 問題の内容
問題は、次の式を因数分解することです。
2. 解き方の手順
まず、与えられた式を展開します。
この式は、 に関して対称ではないものの、交代式と呼ばれる性質を持っています。つまり、 と を交換すると、式全体の符号が変わります。交代式は を因数に持ちます。同様に と も因数に持つことが予想されます。したがって、 を因数に持つと考えられます。
元の式が3次式であるのに対し、 は3次式なので、残りの因子は定数である必要があります。しかし、元の式は4次式です。
したがって、 と推測します。
実際に展開して確認します。