与えられた数学の問題は、以下の4つの小問から構成されています。 (1) 2点A(3, -1)とB(-2, 4)を結ぶ線分の垂直二等分線の方程式を求める。 (2) 直線 $y = \frac{1}{2}x + 5$ と点C(-2, 2)との距離dを求める。 (3) 直線 $x = 6$ と点D(-1, -2)との距離dを求める。 (4) 傾きが-2で、点E(1, 3)との距離が$\sqrt{5}$である直線の方程式を求める。

幾何学線分の垂直二等分線点と直線の距離直線の方程式
2025/4/30

1. 問題の内容

与えられた数学の問題は、以下の4つの小問から構成されています。
(1) 2点A(3, -1)とB(-2, 4)を結ぶ線分の垂直二等分線の方程式を求める。
(2) 直線 y=12x+5y = \frac{1}{2}x + 5 と点C(-2, 2)との距離dを求める。
(3) 直線 x=6x = 6 と点D(-1, -2)との距離dを求める。
(4) 傾きが-2で、点E(1, 3)との距離が5\sqrt{5}である直線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

(1) 線分ABの垂直二等分線の方程式を求める。
- 線分ABの中点を求める: M=(3+(2)2,1+42)=(12,32)M = (\frac{3 + (-2)}{2}, \frac{-1 + 4}{2}) = (\frac{1}{2}, \frac{3}{2})
- 線分ABの傾きを求める: mAB=4(1)23=55=1m_{AB} = \frac{4 - (-1)}{-2 - 3} = \frac{5}{-5} = -1
- 垂直二等分線の傾きは、線分ABの傾きの逆数の符号反転である: m=11=1m_{\perp} = - \frac{1}{-1} = 1
- 中点Mを通り、傾きmm_{\perp}の直線の方程式を求める:
y32=1(x12)y - \frac{3}{2} = 1(x - \frac{1}{2})
y=x12+32y = x - \frac{1}{2} + \frac{3}{2}
y=x+1y = x + 1
(2) 直線 y=12x+5y = \frac{1}{2}x + 5 と点C(-2, 2)との距離dを求める。
- 直線の方程式を一般形に変形する:12xy+5=0\frac{1}{2}x - y + 5 = 0、さらに2倍して x2y+10=0x - 2y + 10 = 0
- 点と直線の距離の公式を用いる:
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
d=1(2)22+1012+(2)2d = \frac{|1 \cdot (-2) - 2 \cdot 2 + 10|}{\sqrt{1^2 + (-2)^2}}
d=24+101+4d = \frac{|-2 - 4 + 10|}{\sqrt{1 + 4}}
d=45d = \frac{|4|}{\sqrt{5}}
d=45=455d = \frac{4}{\sqrt{5}} = \frac{4\sqrt{5}}{5}
(3) 直線 x=6x = 6 と点D(-1, -2)との距離dを求める。
- 直線は x=6x = 6 なので、点Dから直線に下ろした垂線の足は(6, -2)となる。
- 距離dは、d=6(1)=6+1=7d = |6 - (-1)| = |6 + 1| = 7
(4) 傾きが-2で、点E(1, 3)との距離が5\sqrt{5}である直線の方程式を求める。
- 求める直線の方程式を y=2x+by = -2x + b とおく。すなわち 2x+yb=02x + y - b = 0
- 点E(1, 3)との距離が5\sqrt{5}であるから、
5=21+13b22+12\sqrt{5} = \frac{|2 \cdot 1 + 1 \cdot 3 - b|}{\sqrt{2^2 + 1^2}}
5=2+3b4+1\sqrt{5} = \frac{|2 + 3 - b|}{\sqrt{4 + 1}}
5=5b5\sqrt{5} = \frac{|5 - b|}{\sqrt{5}}
5=5b5 = |5 - b|
- 5b=5|5 - b| = 5 より、5b=55 - b = 5 または 5b=55 - b = -5
- 5b=55 - b = 5 のとき、b=0b = 0。したがって、y=2xy = -2x
- 5b=55 - b = -5 のとき、b=10b = 10。したがって、y=2x+10y = -2x + 10

3. 最終的な答え

(1) y=x+1y = x + 1
(2) d=455d = \frac{4\sqrt{5}}{5}
(3) d=7d = 7
(4) y=2xy = -2x または y=2x+10y = -2x + 10

「幾何学」の関連問題

直線 $OP$ と線分 $AB$ の交点 $Q$ の位置ベクトル $\overrightarrow{OQ}$ を、$\overrightarrow{OA}$ と $\overrightarrow{OB...

ベクトル位置ベクトル線形結合内分点
2025/4/30

$\triangle OAB$ において、辺 $OA$ を $3:2$ に内分する点を $C$、辺 $OB$ を $1:2$ に内分する点を $D$ とする。 線分 $AD$ と線分 $BC$ の交点...

ベクトル内分交点位置ベクトル
2025/4/30

$\triangle OAB$ において、辺 $OA$ を $3:2$ に内分する点を $C$、辺 $OB$ を $1:2$ に内分する点を $D$ とする。線分 $AD$ と線分 $BC$ の交点 ...

ベクトル内分点交点位置ベクトル
2025/4/30

円に内接する四角形ABCDと、点Cから引いた2本の直線CPとCQが与えられています。$\angle DQC = 29^\circ$、$\angle BPC = 73^\circ$のとき、$\angle...

四角形円周角角度定理
2025/4/30

## 1. 問題の内容

円周角接線角度四角形
2025/4/30

放物線 $y = 2x^2 - 4x + 5$ を、x軸、y軸、原点に関して、それぞれ対称移動して得られる放物線の方程式を求める。

放物線対称移動二次関数
2025/4/29

3点 $A(-1+i)$, $B(1-i)$, $C(-\sqrt{3} - \sqrt{3}i)$ を頂点とする三角形ABCはどのような三角形か。

複素数平面三角形辺の長さ正三角形
2025/4/29

(1) 2点A(-1, 0), B(3, 0) からの距離の比が1:3である点Pの軌跡を求める。 (2) 2点A(4, 0), B(0, -4) と放物線 $y = x^2$ 上の動点Qとでできる$\...

軌跡重心放物線
2025/4/29

$\triangle OAB$ において、$OA = \sqrt{10}, OB = 2, AB = 4$ である。点 $O$ から辺 $AB$ に下ろした垂線を $OH$ とする。$\vec{OA}...

ベクトル三角形内積垂線
2025/4/29

3点A($\alpha$), B($\beta$), C($\gamma$)を頂点とする$\triangle ABC$について、$\gamma=(1-i)\alpha + i\beta$が成り立つとき...

複素数平面三角形角度直角二等辺三角形
2025/4/29