媒介変数 $t$ を用いて表された曲線 $x = t + \frac{1}{t} + \frac{5}{2}$ , $y = 2t - \frac{2}{t}$ について、 (1) $t$ を消去して $x$ と $y$ の関係式を求める。 (2) $a$ を定数とするとき、直線 $y = ax + 5$ とこの曲線との共有点の個数を調べる。
2025/4/30
1. 問題の内容
媒介変数 を用いて表された曲線 , について、
(1) を消去して と の関係式を求める。
(2) を定数とするとき、直線 とこの曲線との共有点の個数を調べる。
2. 解き方の手順
(1) まず、 と の式から と を求めます。
より、
より、
次に、 を利用します。
したがって、 と の関係式は、
(2) 直線 と曲線 の共有点の個数を調べます。
を曲線の方程式に代入します。
この2次方程式の判別式を とすると、
のとき、共有点は2個
のとき、共有点は1個
のとき、共有点は0個
の解を求めます。
,
よって、 となるのは、 または のときです。
となるのは、 のときです。
また、、つまり のとき、1次方程式となり、共有点は1個になります。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
または のとき、共有点は2個
のとき、共有点は1個
のとき、共有点は0個
のとき、共有点は1個 (よりとなり一つ)
のとき共有点は1個(接するから)