問題は、損益分析における数値を計算し、損益分岐点売上高を求めることです。与えられた情報から、固定費、総費用、変動費率を計算し、最後に損益分岐点売上高を計算します。
2025/4/30
1. 問題の内容
問題は、損益分析における数値を計算し、損益分岐点売上高を求めることです。与えられた情報から、固定費、総費用、変動費率を計算し、最後に損益分岐点売上高を計算します。
2. 解き方の手順
まず、右側の表の固定費を求めます。経常利益は売上高から総費用を引いたものなので、総費用は売上高から経常利益を引くことで求められます。
次に、固定費は総費用から変動費を引くことで求められます。
次に、傾きa(変動費率)を計算します。変動費率は変動費の売上高に対する割合です。左側の表から右側の表への変化に着目します。売上高は変わらず、変動費が400万円から450万円に増え、固定費が50万円から0万円に減っています。変動費の変化分を売上高の変化分で割ることで、変動費率の変化率を求めます。売上高は変わらないので、売上高の変化は0です。変動費率は次の式で計算できます。
売上高の変化が0のため、この式では変動費率を計算できません。
そこで、変動費率を、変動費を売上高で割ることによって計算します。
左側の表より変動費率を求めます。
右側の表でも同様に計算します。
次に、損益分岐点売上高を計算します。損益分岐点売上高は、固定費を(1 - 変動費率)で割ることで求められます。左側の表の数値を用いて計算します。
3. 最終的な答え
固定費 = 0 万円、(総)費用 = 450 万円
傾き = a = (450-400)/(600-600) = 50/0
損益分岐点売上高 = 50/(1-(400/600)) = 50/(1/3) = 150 万円