まず、方べきの定理より、
PA⋅PB=PC⋅PD PA⋅PB=13⋅12=156 円周角の定理より、AD=2CDなので、∠ACD=∠CAD=θとおくと、∠ADC=2θとなる。 円に内接する四角形の対角の和は180度なので、∠ABC+∠ADC=180∘。 ∠ABC=180∘−2θ 直角三角形ABPにおいて、∠ABP=90∘なので、∠PAB+∠APB=90∘ 円周角の定理より、∠ABC=∠ADCであるから、180∘−2θと2θ。また∠ADCに対する円周角は∠ABCであり、∠ACDに対する円周角は∠ABD。従ってAD//BC。 四角形ABCDは台形なので、面積について考える。
AB⊥BCより、ABは高さとなる。 ここで、∠ABP=90∘なので、ABは直径。 ∠ADB=90∘なので、ABは直径。 ∠ACB=90∘なので、ABは直径。 したがって、AD∥BCより四角形ABCDは等脚台形。 AD=x,BC=yなので、x=2y (弦の長さを考慮) ここで、ABは直径であるから中心をOとする。∠AOB=90∘ AB=x2+y2。 したがって、x2+y2=(2r)2 (rは半径)。 方べきの定理より PA⋅PB=PC⋅PD=156 三角形PABにおいて、AB=x2+y2 PA=PD+AD=12+x PB=PC+BC=13+y 三角形ABPにおいて、PA2+PB2=AB2が成り立つ。 (12+x)2+(13+y)2=x2+y2 144+24x+x2+169+26y+y2=x2+y2 24x+26y=−313 x=2yより、 48y+26y=−313 74y=−313 これは解なし。
弧AD = 2弧CDより、∠ABC=90°だから、∠ADC=90°。したがって、ADは直径。
ゆえに、xは直径。BC=y。∠ABC=90°だから、BCはADに垂直。
方べきの定理より、PA・PB=PC・PD。 PA=x+12, PB=y+13
三平方の定理より、PA^2+PB^2=AB^2
AB=x
(x+12)^2+(y+13)^2=x^2
x^2+24x+144+y^2+26y+169=x^2
24x+y^2+26y+313=0
ABは直径だから、∠ACB=90°。すなわち、ACは直径に垂直。だから、y=0。これは不適。
AD=2CD から x=2⋅CD。∠ABP=90∘ より、円の中心をOとすると、ACは直径。PA⋅PB=PC⋅PD=12⋅13=156 PA=x+12, PB=AC2−AB2 最終的に、AD = x = 20, BC = y = 1。