三角形ABCにおいて、$a = \sqrt{5}$、$b = \sqrt{2}$、そして$A = 45^\circ$が与えられているとき、$c$の値を求める問題です。

幾何学三角形余弦定理辺の長さ二次方程式
2025/3/18

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=5a = \sqrt{5}b=2b = \sqrt{2}、そしてA=45A = 45^\circが与えられているとき、ccの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

余弦定理を利用してccを求めます。余弦定理は以下のように表されます。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc \cos A
与えられた値を代入すると、
(5)2=(2)2+c22(2)ccos45(\sqrt{5})^2 = (\sqrt{2})^2 + c^2 - 2(\sqrt{2})c \cos 45^\circ
cos45=22\cos 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}なので、
5=2+c22(2)c225 = 2 + c^2 - 2(\sqrt{2})c \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}
5=2+c22c5 = 2 + c^2 - 2c
これを整理すると、ccに関する二次方程式が得られます。
c22c3=0c^2 - 2c - 3 = 0
この二次方程式を解きます。
(c3)(c+1)=0(c-3)(c+1) = 0
したがって、c=3c = 3 または c=1c = -1となります。
ccは三角形の辺の長さなので、c>0c > 0でなければなりません。
よって、c=3c = 3が解となります。

3. 最終的な答え

c=3c = 3

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