長さが1.2mの棒の点Aに30N、点Bに50Nの力がそれぞれ下向きにかかっている。支点が棒を支えて水平を保っているとき、点Aから支点までの距離 $a$ と支点にかかる力 $R$ の大きさを求める。

応用数学力学モーメント力の釣り合い線形方程式
2025/4/30

1. 問題の内容

長さが1.2mの棒の点Aに30N、点Bに50Nの力がそれぞれ下向きにかかっている。支点が棒を支えて水平を保っているとき、点Aから支点までの距離 aa と支点にかかる力 RR の大きさを求める。

2. 解き方の手順

まず、力の釣り合いから RR を求める。上向きの力 RR と下向きの力30N, 50Nが釣り合っているので、
R=30+50=80R = 30 + 50 = 80 N
次に、モーメントの釣り合いから aa を求める。点Aを回転軸とすると、支点の力 RR によるモーメントと点Bにかかる力50Nによるモーメントが釣り合う。
R×a=50×1.2R \times a = 50 \times 1.2
a=50×1.2R=50×1.280=6080=34=0.75a = \frac{50 \times 1.2}{R} = \frac{50 \times 1.2}{80} = \frac{60}{80} = \frac{3}{4} = 0.75 m

3. 最終的な答え

a=0.75a = 0.75 m
R=80R = 80 N

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