3兄弟P, Q, Rがおり、年齢は6歳から12歳である。3人の年齢の合計は24歳であり、QはRより5歳年上である。Pの年齢を求める問題である。

代数学連立方程式年齢算整数
2025/3/18

1. 問題の内容

3兄弟P, Q, Rがおり、年齢は6歳から12歳である。3人の年齢の合計は24歳であり、QはRより5歳年上である。Pの年齢を求める問題である。

2. 解き方の手順

まず、P, Q, Rの年齢をそれぞれp, q, rとすると、以下の2つの式が成り立つ。
p+q+r=24p + q + r = 24
q=r+5q = r + 5
2番目の式を1番目の式に代入する。
p+(r+5)+r=24p + (r + 5) + r = 24
p+2r+5=24p + 2r + 5 = 24
p+2r=19p + 2r = 19
2r=19p2r = 19 - p
r=19p2r = \frac{19 - p}{2}
ここで、p, q, rは6歳から12歳までの整数である。rも整数なので、19p19 - pは偶数でなければならない。つまり、pは奇数である必要がある。
また、6r126 \le r \le 12であるから、619p2126 \le \frac{19 - p}{2} \le 12を満たす必要がある。
1219p2412 \le 19 - p \le 24
12p1924-12 \ge p - 19 \ge -24
1912p192419 - 12 \ge p \ge 19 - 24
7p57 \ge p \ge -5
したがって、7から12の範囲で考えれば良いことになる。ただし、pは奇数なので、pとして考えられる値は7, 9, 11である。
i) p = 7の場合:
r=1972=122=6r = \frac{19 - 7}{2} = \frac{12}{2} = 6
q=r+5=6+5=11q = r + 5 = 6 + 5 = 11
この場合、p = 7, q = 11, r = 6となり、条件を満たす。
ii) p = 9の場合:
r=1992=102=5r = \frac{19 - 9}{2} = \frac{10}{2} = 5
このとき、rは6歳以上でないので、条件を満たさない。
iii) p = 11の場合:
r=19112=82=4r = \frac{19 - 11}{2} = \frac{8}{2} = 4
このとき、rは6歳以上でないので、条件を満たさない。
したがって、p = 7, q = 11, r = 6が唯一の解である。

3. 最終的な答え

7

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