2つのサイコロの目の出方は、それぞれ6通りなので、全体のパターン数は $6 \times 6 = 36$ 通りです。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数約分倍数
2025/3/18
## 問題の内容
2つのサイコロを同時に振るとき、出た目の数の積が3の倍数になる確率を、約分した分数で求める問題です。
## 解き方の手順

1. **全体のパターン数を求める:**

2つのサイコロの目の出方は、それぞれ6通りなので、全体のパターン数は 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。

2. **3の倍数にならないパターン数を求める:**

積が3の倍数にならないのは、2つのサイコロの目がどちらも3の倍数でない場合です。サイコロの目が3の倍数でないのは、1, 2, 4, 5 の4通りです。したがって、積が3の倍数にならないパターン数は 4×4=164 \times 4 = 16 通りです。

3. **3の倍数になるパターン数を求める:**

全体のパターン数から、積が3の倍数にならないパターン数を引けば、積が3の倍数になるパターン数が求められます。
3616=2036 - 16 = 20 通り

4. **確率を計算する:**

積が3の倍数になる確率は、積が3の倍数になるパターン数を全体のパターン数で割ったものです。
2036\frac{20}{36}

5. **約分する:**

2036\frac{20}{36} は、4で約分できます。
20÷436÷4=59\frac{20 \div 4}{36 \div 4} = \frac{5}{9}
## 最終的な答え
59\frac{5}{9}

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