曲線 $y = x^3 - 4x$ について、以下の接線の方程式を求める問題です。 (1) 曲線上の点 $(-1, 3)$ における接線 (2) 傾きが $8$ である接線

解析学微分接線導関数三次関数
2025/3/18

1. 問題の内容

曲線 y=x34xy = x^3 - 4x について、以下の接線の方程式を求める問題です。
(1) 曲線上の点 (1,3)(-1, 3) における接線
(2) 傾きが 88 である接線

2. 解き方の手順

(1) 曲線 y=x34xy = x^3 - 4x 上の点 (1,3)(-1, 3) における接線を求めます。
まず、導関数 yy' を計算します。
y=3x24y' = 3x^2 - 4
(1,3)(-1, 3) における接線の傾きは、y(1)y'(-1) です。
y(1)=3(1)24=34=1y'(-1) = 3(-1)^2 - 4 = 3 - 4 = -1
したがって、接線の傾きは 1-1 です。
接線の方程式は、yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) で表されます。ここで (x1,y1)=(1,3)(x_1, y_1) = (-1, 3) で、m=1m = -1 です。
y3=1(x(1))y - 3 = -1(x - (-1))
y3=1(x+1)y - 3 = -1(x + 1)
y3=x1y - 3 = -x - 1
y=x+2y = -x + 2
(2) 傾きが 88 である接線を求めます。
傾きが 88 であるということは、y=8y' = 8 であるということです。
3x24=83x^2 - 4 = 8
3x2=123x^2 = 12
x2=4x^2 = 4
x=±2x = \pm 2
x=2x = 2 のとき、y=234(2)=88=0y = 2^3 - 4(2) = 8 - 8 = 0
(2,0)(2, 0) における接線の方程式は、y0=8(x2)y - 0 = 8(x - 2)
y=8x16y = 8x - 16
x=2x = -2 のとき、y=(2)34(2)=8+8=0y = (-2)^3 - 4(-2) = -8 + 8 = 0
(2,0)(-2, 0) における接線の方程式は、y0=8(x(2))y - 0 = 8(x - (-2))
y=8(x+2)y = 8(x + 2)
y=8x+16y = 8x + 16

3. 最終的な答え

(1) y=x+2y = -x + 2
(2) y=8x16y = 8x - 16 または y=8x+16y = 8x + 16

「解析学」の関連問題

関数 $f(x) = x^3 - 6x + 1$ の、区間 $-2 \le x \le 3$ における最大値と、そのときの $x$ の値を求めよ。

最大値微分導関数関数の増減
2025/4/5

与えられた3次方程式 $ -2x^3 + 6x - 3 = 0 $ の異なる実数解の個数を求める問題です。

三次方程式微分極値グラフ実数解
2025/4/5

3次方程式 $x^3 - 3x + 4 = 0$ の異なる実数解の個数を求める問題です。

三次方程式実数解微分極値関数のグラフ
2025/4/5

関数 $f(x) = x(x+2)(x-2)$ について、区間 $-3 \le x \le 1$ における最小値と、そのときの $x$ の値を求めよ。

微分関数の最小値導関数極値区間
2025/4/5

関数 $f(x) = x^3 - 9x^2 + 15x - 7$ が、区間 $-1 \leq x \leq 4$ においてとりうる値の範囲を求めます。

関数の最大最小導関数微分関数の値域
2025/4/5

関数 $f(x) = x(x+2)(x-2)$ の $-3 \le x \le 1$ の区間における最大値と、そのときの $x$ の値を求めます。

関数の最大値微分極値関数の増減
2025/4/5

関数 $f(x) = x^3 + 6x^2 - 5$ の区間 $-3 \le x \le -1$ における最小値とそのときの $x$ の値を求める問題です。

関数の最小値微分導関数区間三次関数
2025/4/5

関数 $f(x) = x^3 + 6x^2 - 5$ の区間 $-3 \le x \le -1$ における最大値と、そのときの $x$ の値を求めます。

最大値微分導関数関数の増減
2025/4/5

関数 $f(x) = \frac{1}{3}x^3 - \frac{3}{2}x^2 + 2x + 3$ の区間 $0 \le x \le 4$ における最小値とそのときの $x$ の値を求めます。

関数の最小値微分導関数極値三次関数
2025/4/5

関数 $f(x) = x^3 - 6x + 1$ について、区間 $-2 \le x \le 3$ における関数の値の範囲を求めます。

関数の最大最小微分関数の値域
2025/4/5