(4) 身長の四分位範囲を求める。 (5) 身長について、箱ひげ図をかく。 (6) 身長の分散と標準偏差を求める。分散は小数第3位を四捨五入し、標準偏差は小数第2位を四捨五入する。

確率論・統計学四分位範囲箱ひげ図分散標準偏差データの分布
2025/3/18
## 回答

1. 問題の内容

(4) 身長の四分位範囲を求める。
(5) 身長について、箱ひげ図をかく。
(6) 身長の分散と標準偏差を求める。分散は小数第3位を四捨五入し、標準偏差は小数第2位を四捨五入する。

2. 解き方の手順

**(4) 四分位範囲の計算**
箱ひげ図から、第1四分位数と第3四分位数を読み取る。
第1四分位数は約177cm、第3四分位数は約185cm。
四分位範囲は、第3四分位数から第1四分位数を引いた値である。
四分位範囲=3四分位数1四分位数四分位範囲 = 第3四分位数 - 第1四分位数
四分位範囲=185177=8四分位範囲 = 185 - 177 = 8
**(5) 箱ひげ図の作成**
箱ひげ図は画像に描かれている。
**(6) 分散と標準偏差の計算**
箱ひげ図から、以下の値を読み取る。
最小値: 167 cm
第1四分位数: 177 cm
中央値: 181 cm
第3四分位数: 185 cm
最大値: 191 cm
これらの値だけでは正確な分散と標準偏差を計算できない。分散と標準偏差の計算には、個々のデータの値が必要になる。今回は箱ひげ図から得られる情報のみを用いて、データの分布を仮定して計算を近似する。
データの分布は正規分布に近いと仮定し、平均値が中央値と等しい(181 cm)と仮定する。また、四分位範囲の半分が標準偏差の約0.675倍になることを利用する。
四分位範囲=20.675標準偏差四分位範囲 = 2 * 0.675 * 標準偏差
8=20.675標準偏差8 = 2 * 0.675 * 標準偏差
標準偏差8/(20.675)5.93標準偏差 \approx 8 / (2 * 0.675) \approx 5.93
標準偏差を小数第2位で四捨五入すると、約5.9。
分散は標準偏差の二乗である。
分散=標準偏2分散 = 標準偏差^2
分散5.93235.16分散 \approx 5.93^2 \approx 35.16
分散を小数第3位で四捨五入すると、約35.2。

3. 最終的な答え

(4) 四分位範囲: 8 cm
(5) 箱ひげ図: 問題の画像を参照
(6) 分散: 35.2、標準偏差: 5.9

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