(1)
* 7人を3人と4人の2組に分ける方法:
7人から3人を選ぶ組み合わせの数を求めれば良いので、7C3=3!4!7!=3×2×17×6×5=35通り。 * 7人を任意の人数の2組に分ける方法:
1人を0人と7人に分ける、2人を1人と6人に分ける、3人を2人と5人に分ける、4人を3人と4人に分ける場合を考える。
各々、7C0, 7C1, 7C2, 7C3通りの分け方がある。 しかし、例えば1人と6人に分けるのと6人と1人に分けるのは同じ分け方なので、4人を3人と4人に分ける場合を除いて2で割る必要がある。
7C0=1, 7C1=7, 7C2=2×17×6=21, 7C3=35。 したがって、1+7+21+35=64通りとなる。 これは、27−1と考えることもできる。7人それぞれがどちらの組に入るかを考えると27=128通り。しかし、片方の組に全員入ってしまう場合を除き、組の区別はないため2で割る。また、空の組ができる場合は除く必要があるので、実質的に2組に分かれる場合は27−1−1=63通りとなる。これに、片方の組が空の場合(0人と7人)の1通りを足して、計64通り。 もしくは、n人の任意の分け方は、2n−1となる。したがって、27−1=26=64通り。 (2)
m2−n2=(m+n)(m−n)=2025=34×52 mとnは自然数なので、m+n>0かつm−n>0 また、m+n>m−nが成り立つ。 2025=3×3×3×3×5×5 2025=1×2025=3×675=5×405=9×225=15×135=25×81=27×75=45×45 ここで、m+nとm−nの偶奇は一致する必要がある。なぜなら、m=2(m+n)+(m−n)、n=2(m+n)−(m−n)であり、両方が自然数になるためにはm+nとm−nの和と差が偶数になる必要があり、そのためにはm+nとm−nが共に偶数か共に奇数でなければならないからである。2025は奇数なので、全ての約数は奇数である。したがって、全ての約数の組は条件を満たす。 m+n=a, m−n=bとすると、m=2a+b, n=2a−bとなる。 * m+n=2025, m−n=1のとき、m=22026=1013, n=22024=1012 * m+n=675, m−n=3のとき、m=2678=339, n=2672=336 * m+n=405, m−n=5のとき、m=2410=205, n=2400=200 * m+n=225, m−n=9のとき、m=2234=117, n=2216=108 * m+n=135, m−n=15のとき、m=2150=75, n=2120=60 * m+n=81, m−n=25のとき、m=2106=53, n=256=28 * m+n=75, m−n=27のとき、m=2102=51, n=248=24 * m+n=45, m−n=45のとき、m=290=45, n=20=0(nは自然数でないので不適) したがって、(m,n)の組は7組あり、mが最小のものは(51,24)。