(1) 表1において、旅行者数の第3四分位数を読み取り、該当する箱ひげ図を選択する問題です。 (2) 外れ値の定義に基づいて、箱ひげ図から外れ値と判断できるデータの値の個数を求める問題です。
2025/3/6
1. 問題の内容
(1) 表1において、旅行者数の第3四分位数を読み取り、該当する箱ひげ図を選択する問題です。
(2) 外れ値の定義に基づいて、箱ひげ図から外れ値と判断できるデータの値の個数を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 箱ひげ図から第3四分位数を読み取る:箱ひげ図の箱の右端の値が第3四分位数に対応します。図から、第3四分位数は4000(千人)と読み取れます。したがって、トナニヌ は4000です。次に、4000が箱の右端である箱ひげ図を選びます。箱ひげ図の選択肢の中で、箱の右端が約4000であるのは、選択肢③の箱ひげ図です。
(2) 箱ひげ図から外れ値を判断する:外れ値は、箱ひげ図のひげの端を超えて存在する点として表現されます。問題文では外れ値の定義が与えられています。
- 第1四分位数は約2000(千人)
- 第3四分位数は約4000(千人)
- 四分位範囲 = 第3四分位数 - 第1四分位数 = 4000 - 2000 = 2000(千人)
- 外れ値の下限 = 第1四分位数 - 1.5 * 四分位範囲 = 2000 - 1.5 * 2000 = 2000 - 3000 = -1000(千人)
- 外れ値の上限 = 第3四分位数 + 1.5 * 四分位範囲 = 4000 + 1.5 * 2000 = 4000 + 3000 = 7000(千人)
よって、7000(千人)を超える値は外れ値となります。
箱ひげ図③を見ると、最大値が約10000(千人)なので、7000(千人)を超える値があります。この箱ひげ図には、外れ値が表示されていません。箱ひげ図のひげの端が最大値を表していると考えると、外れ値はないと判断できます。
しかし、仮に最大値10000(千人)が外れ値とすると、7000(千人)を超えているので、これは外れ値です。
箱ひげ図の外側の点(外れ値)の数は0個です。
3. 最終的な答え
トナニヌ = 4000
ネ = ③
ノ = 0