与えられた6つの2次方程式の解の種類を判別します。解の種類は、判別式 $D = b^2 - 4ac$ の符号によって決まります。 - $D > 0$ のとき、異なる2つの実数解 - $D = 0$ のとき、重解(1つの実数解) - $D < 0$ のとき、異なる2つの虚数解

代数学二次方程式判別式解の判別
2025/5/2

1. 問題の内容

与えられた6つの2次方程式の解の種類を判別します。解の種類は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac の符号によって決まります。
- D>0D > 0 のとき、異なる2つの実数解
- D=0D = 0 のとき、重解(1つの実数解)
- D<0D < 0 のとき、異なる2つの虚数解

2. 解き方の手順

各2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 に対して、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac を計算します。その後、DD の符号を調べ、解の種類を判別します。
(1) x2+5x+2=0x^2 + 5x + 2 = 0
D=524(1)(2)=258=17>0D = 5^2 - 4(1)(2) = 25 - 8 = 17 > 0 なので、異なる2つの実数解
(2) x2+6x+36=0x^2 + 6x + 36 = 0
D=624(1)(36)=36144=108<0D = 6^2 - 4(1)(36) = 36 - 144 = -108 < 0 なので、異なる2つの虚数解
(3) 2x2+4x5=02x^2 + 4x - 5 = 0
D=424(2)(5)=16+40=56>0D = 4^2 - 4(2)(-5) = 16 + 40 = 56 > 0 なので、異なる2つの実数解
(4) 64x2+16x+1=064x^2 + 16x + 1 = 0
D=1624(64)(1)=256256=0D = 16^2 - 4(64)(1) = 256 - 256 = 0 なので、重解
(5) x27x+3=0x^2 - \sqrt{7}x + 3 = 0
D=(7)24(1)(3)=712=5<0D = (-\sqrt{7})^2 - 4(1)(3) = 7 - 12 = -5 < 0 なので、異なる2つの虚数解
(6) 9x230x+25=09x^2 - 30x + 25 = 0
D=(30)24(9)(25)=900900=0D = (-30)^2 - 4(9)(25) = 900 - 900 = 0 なので、重解

3. 最終的な答え

(1) 異なる2つの実数解
(2) 異なる2つの虚数解
(3) 異なる2つの実数解
(4) 重解
(5) 異なる2つの虚数解
(6) 重解

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