$\triangle ABC$において、$AB = 12$, $BC = 14$, $CA = 16$ である。辺 $BC$ 上に点 $D$ を、線分 $AD$ が $\angle BAC$ の二等分線となるようにとる。$\triangle ADC$ の外接円と辺 $AB$ の交点のうち、$A$ でないものを $E$ とする。このとき、以下の問いに答えよ。 (1) $BD$ を求めよ。 (2) 方べきの定理を用いて、$BD \cdot BC$ を求めよ。 (3) $BE$ を求めよ。

幾何学三角形角の二等分線方べきの定理外接円
2025/3/6

1. 問題の内容

ABC\triangle ABCにおいて、AB=12AB = 12, BC=14BC = 14, CA=16CA = 16 である。辺 BCBC 上に点 DD を、線分 ADADBAC\angle BAC の二等分線となるようにとる。ADC\triangle ADC の外接円と辺 ABAB の交点のうち、AA でないものを EE とする。このとき、以下の問いに答えよ。
(1) BDBD を求めよ。
(2) 方べきの定理を用いて、BDBCBD \cdot BC を求めよ。
(3) BEBE を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 角の二等分線の性質より、BD:DC=AB:AC=12:16=3:4BD:DC = AB:AC = 12:16 = 3:4 である。
BC=14BC = 14 であるから、BD=33+4×14=37×14=6BD = \frac{3}{3+4} \times 14 = \frac{3}{7} \times 14 = 6 となる。
(2) 方べきの定理より、BEBA=BDBCBE \cdot BA = BD \cdot BC が成り立つ。よって、BDBCBD \cdot BC は選択肢の中の BEBABE \cdot BA に対応する。
(3) (1) より BD=6BD = 6 であり、BC=14BC = 14 であるから、BDBC=6×14=84BD \cdot BC = 6 \times 14 = 84 である。
(2) より、BEBA=BE12=84BE \cdot BA = BE \cdot 12 = 84 であるから、BE=8412=7BE = \frac{84}{12} = 7 となる。

3. 最終的な答え

BD=6BD = 6
BDBC=BEBABD \cdot BC = BE \cdot BA (選択肢 1)
BE=7BE = 7

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