1から100までの自然数について、以下の問いに答えます。 (1) 5の倍数の和を求めます。 (2) 5の倍数でない数の和を求めます。

算数等差数列倍数
2025/5/3
## 回答

1. 問題の内容

1から100までの自然数について、以下の問いに答えます。
(1) 5の倍数の和を求めます。
(2) 5の倍数でない数の和を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 5の倍数の和
1から100までの5の倍数は、5, 10, 15, ..., 100 です。これは初項が5、末項が100、公差が5の等差数列です。項数nnは、100=5+(n1)5100 = 5 + (n-1)5 を解いて n=20n = 20 となります。
等差数列の和の公式は、Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} です。ここで、nnは項数、a1a_1は初項、ana_nは末項です。
したがって、5の倍数の和は、S20=20(5+100)2=20×1052=10×105=1050S_{20} = \frac{20(5 + 100)}{2} = \frac{20 \times 105}{2} = 10 \times 105 = 1050 となります。
(2) 5の倍数でない数の和
1から100までの自然数の和を求め、そこから5の倍数の和を引けば、5の倍数でない数の和が求められます。
1から100までの自然数の和は、等差数列の和の公式を使って、S100=100(1+100)2=100×1012=50×101=5050S_{100} = \frac{100(1 + 100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 50 \times 101 = 5050 となります。
したがって、5の倍数でない数の和は、50501050=40005050 - 1050 = 4000 となります。

3. 最終的な答え

(1) 5の倍数の和: 1050
(2) 5の倍数でない数の和: 4000

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