(1) 直角三角形の斜辺の長さを求める問題です。 (2) 直角三角形において、指定された辺の長さを求める問題です。 (3) 長さ$a, b, c$が与えられたとき、直角三角形かどうかを判断する問題です。 (4) 2点間の距離を求める問題です。

幾何学三平方の定理直角三角形2点間の距離幾何
2025/5/3

1. 問題の内容

(1) 直角三角形の斜辺の長さを求める問題です。
(2) 直角三角形において、指定された辺の長さを求める問題です。
(3) 長さa,b,ca, b, cが与えられたとき、直角三角形かどうかを判断する問題です。
(4) 2点間の距離を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 三平方の定理より、AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2なので、AB=AC2+BC2AB = \sqrt{AC^2 + BC^2}で計算できます。AC=2AC = 2, BC=3BC = 3を代入すると、AB=22+32=4+9=13AB = \sqrt{2^2 + 3^2} = \sqrt{4 + 9} = \sqrt{13}となります。
(2) CD=xCD = xとすると、直角三角形ACDにおいて、AD=CD=xAD = CD = xとなります。
また、直角三角形BCDにおいて、BD=CD3=x3BD = \frac{CD}{\sqrt{3}} = \frac{x}{\sqrt{3}}となります。
CB=6CB = 6であるため、CD2+DB2=CB2CD^2 + DB^2 = CB^2より、x2+(x3)2=62x^2 + (\frac{x}{\sqrt{3}})^2 = 6^2となります。
これを解くと、x2+x23=36x^2 + \frac{x^2}{3} = 363x2+x2=1083x^2 + x^2 = 1084x2=1084x^2 = 108x2=27x^2 = 27x=27=33x = \sqrt{27} = 3\sqrt{3}となります。
したがって、CD=33CD = 3\sqrt{3}BD=333=3BD = \frac{3\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = 3となります。
AC=AD2+CD2=(33)2+(33)2=27+27=54=9×6=36AC = \sqrt{AD^2 + CD^2} = \sqrt{(3\sqrt{3})^2 + (3\sqrt{3})^2} = \sqrt{27 + 27} = \sqrt{54} = \sqrt{9 \times 6} = 3\sqrt{6}となります。
(3) a=2,b=6,c=7a = \sqrt{2}, b = \sqrt{6}, c = \sqrt{7}において、a2+b2=(2)2+(6)2=2+6=8a^2 + b^2 = (\sqrt{2})^2 + (\sqrt{6})^2 = 2 + 6 = 8, c2=(7)2=7c^2 = (\sqrt{7})^2 = 7となり、a2+b2c2a^2 + b^2 \neq c^2なので、直角三角形ではありません。したがって、答えは②です。
a=5,b=12,c=13a = 5, b = 12, c = 13において、a2+b2=52+122=25+144=169a^2 + b^2 = 5^2 + 12^2 = 25 + 144 = 169, c2=132=169c^2 = 13^2 = 169となり、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2なので、直角三角形です。したがって、答えは①です。
(4) 2点A(2,3)(-2,3), B(4,5)(4,5)間の距離は、(4(2))2+(53)2=(4+2)2+(2)2=62+22=36+4=40=4×10=210\sqrt{(4-(-2))^2 + (5-3)^2} = \sqrt{(4+2)^2 + (2)^2} = \sqrt{6^2 + 2^2} = \sqrt{36 + 4} = \sqrt{40} = \sqrt{4 \times 10} = 2\sqrt{10}となります。

3. 最終的な答え

(1) AB=13AB = \sqrt{13}
(2) DB=3DB = 3, AC=36AC = 3\sqrt{6}
(3) (1) ②, (2) ①
(4) 2102\sqrt{10}

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