円に内接する四角形ABCDにおいて、辺ABとDCの延長の交点をP、辺BCとADの延長の交点をQとする。$\angle P = 28^\circ$, $\angle Q = 54^\circ$, $AP = 16$, $PC = 7$, $AD = x = 8$である。このとき、$AB = y$ の値を求める問題である。
2025/5/6
1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDにおいて、辺ABとDCの延長の交点をP、辺BCとADの延長の交点をQとする。, , , , である。このとき、 の値を求める問題である。
2. 解き方の手順
まず、とが与えられている。四角形ABCDは円に内接しているので、四角形の外角は対角に等しいという性質を用いる。
三角形PBCにおいて、より、
また、だから、
四角形ABCDが円に内接しているので、
より、だから、
三角形APQにおいて、より、
円に内接する四角形ABCDにおいて、より、
三角形APQと三角形CPQについて、
,
方べきの定理より、
また、
, , なので、とおくと、とする。
方べきの定理より、
ここで、三角形APQと三角形CPBにおいて、
,
,
円に内接する四角形なので、より
方べきの定理より、より
,
△PBQ∽△PCQより