絶対値記号が含まれているため、場合分けをしてグラフを描画します。
絶対値の中身が0になるxの値は x=−1,1,2 です。 したがって、以下の4つの場合に分けて考えます。
∣x+1∣=−(x+1), ∣x−1∣=−(x−1), ∣x−2∣=−(x−2) なので、 y=−(x+1)−(x−1)−(x−2)=−3x+2 (2) −1≤x<1 のとき ∣x+1∣=x+1, ∣x−1∣=−(x−1), ∣x−2∣=−(x−2) なので、 y=(x+1)−(x−1)−(x−2)=−x+4 (3) 1≤x<2 のとき ∣x+1∣=x+1, ∣x−1∣=x−1, ∣x−2∣=−(x−2) なので、 y=(x+1)+(x−1)−(x−2)=x+2 ∣x+1∣=x+1, ∣x−1∣=x−1, ∣x−2∣=x−2 なので、 y=(x+1)+(x−1)+(x−2)=3x−2 以上の結果から、グラフは以下のようになります。
- x<−1 のとき、y=−3x+2 - −1≤x<1 のとき、y=−x+4 - 1≤x<2 のとき、y=x+2 - x≥2 のとき、y=3x−2 それぞれの区間における直線を繋げてグラフを描画します。