## (2) 円の半径を求める問題
1. 問題の内容
円の中心Oから10cmの距離にある点Aから、その円に接線を引いたところ、接点Tまでの距離ATが8cmだった。このとき、円の半径を求めよ。
2. 解き方の手順
* 円の接線の性質より、円の中心Oと接点Tを結ぶ線分OTは、接線ATと直交する。したがって、三角形OTAは直角三角形である。
* 直角三角形OTAにおいて、三平方の定理を用いると、次の式が成り立つ。
* OA = 10cm、AT = 8cmであるから、OT(円の半径)をrとおくと、次の式になる。
* この式を解いて、rを求める。
* 半径は正の数なので、
3. 最終的な答え
6 cm
## (3) 円錐の高さを求める問題
1. 問題の内容
底面の半径が3cm、母線の長さが4cmの円錐の高さはいくらか。
2. 解き方の手順
* 円錐の高さをh、底面の半径をr、母線の長さをlとする。
* 高さ、半径、母線は直角三角形を構成するため、三平方の定理が成り立つ。
* r = 3cm, l = 4cmなので、
* この式を解いてhを求める。
* 高さは正の数なので、
3. 最終的な答え
cm
## (4) 糸の長さを求める問題
1. 問題の内容
直方体ABCD-EFGHの表面上に、点Aから辺BCを通って点Gまで糸をかける。糸が最も短くなるようにかけたとき、糸の長さを求めよ。
2. 解き方の手順
* 直方体の展開図を考え、点Aと点Gを結ぶ直線を引く。この直線が最も短い糸の経路となる。
* 展開図において、AからGまでの直線は、長方形ABFEと長方形BCGFを合わせた長方形の対角線となる。
* 長方形の縦の長さは、AB + BF = 6cm + 4cm = 10cm
* 長方形の横の長さは、BC + CG = 5cm + 5cm = 5cm
* 長方形の対角線の長さは、三平方の定理で求めることができる。対角線の長さをxとすると、
3. 最終的な答え
cm