等差数列の和の公式を使う。
初項をa, 公差をd, 項数をnとすると、等差数列の和Snは、 Sn=2n(2a+(n−1)d) で表される。
問題文より、a=3, d=4, Sn=144であるから、 144=2n(2⋅3+(n−1)⋅4) 144=2n(6+4n−4) 144=2n(4n+2) 144=n(2n+1) 144=2n2+n 2n2+n−144=0 この二次方程式を解く。
解の公式を用いると、
n=2⋅2−1±12−4⋅2⋅(−144) n=4−1±1+1152 n=4−1±1153 n=4−1±33.95 nは自然数であるから、nは正の数でなければならない。 n=4−1+33.95=432.95=8.2375 または、n=4−1−33.95=4−34.95=−8.7375 nは整数である必要があるが、上記の結果はどちらも整数ではない。 与えられた問題の条件 (Sn=144) が少し異なっている可能性があるので、計算ミスの可能性も考慮して、再度 2n2+n−144=0 を解いてみる。因数分解を試みると、 (2n+a)(n+b)=2n2+(a+2b)n+ab=2n2+n−144 この式から、ab=−144 であり、a+2b=1 を満たす整数 a, b を探す。 2n2+n−144=0 の解を求めてみると、n≈8.24 となる。整数にならない。 問題の記述に誤りがある可能性を考慮する。例えば、和が144ではなく143であった場合を検討してみる。
2n2+n−143=0 (2n+29)(n−11/2)=0となり、nも整数解を持たない。 しかし、2n2+n−144=0を解いてみると n=4−1±1−4(2)(−144) n=4−1±1+1152 n=4−1±1153 したがって、2n2+n−144=0 に整数解はない。 問題文の「二文・9・32=144」が何か関係あるのかも検討したが、特に意味はない。