直方体の図が与えられており、$\vec{CA} = \vec{x}, \vec{CD} = \vec{y}, \vec{CG} = \vec{z}$ とする。 (2)の問題はベクトルを $k\vec{x} + m\vec{y} + n\vec{z}$ の形で表す問題である。具体的には、$\vec{CH}, \vec{GD}, \vec{GF}, \vec{CI}, \vec{IG}$をこの形で表す。

幾何学ベクトル空間ベクトル直方体ベクトルの加減算
2025/5/3

1. 問題の内容

直方体の図が与えられており、CA=x,CD=y,CG=z\vec{CA} = \vec{x}, \vec{CD} = \vec{y}, \vec{CG} = \vec{z} とする。
(2)の問題はベクトルを kx+my+nzk\vec{x} + m\vec{y} + n\vec{z} の形で表す問題である。具体的には、CH,GD,GF,CI,IG\vec{CH}, \vec{GD}, \vec{GF}, \vec{CI}, \vec{IG}をこの形で表す。

2. 解き方の手順

(2)-① CH\vec{CH}
CH=CD+DH=y+z\vec{CH} = \vec{CD} + \vec{DH} = \vec{y} + \vec{z}
ゆえに、
CH=0x+1y+1z\vec{CH} = 0\vec{x} + 1\vec{y} + 1\vec{z}
(2)-② GD\vec{GD}
GD=DG=CA=x\vec{GD} = -\vec{DG} = -\vec{CA} = -\vec{x}
ゆえに、
GD=1x+0y+0z\vec{GD} = -1\vec{x} + 0\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-③ GF\vec{GF}
GF=CD=y\vec{GF} = \vec{CD} = \vec{y}
ゆえに、
GF=0x+1y+0z\vec{GF} = 0\vec{x} + 1\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-⑤ CI\vec{CI}
CI=CG+GI=z+CA+CD=z+x+y\vec{CI} = \vec{CG} + \vec{GI} = \vec{z} + \vec{CA} + \vec{CD} = \vec{z} + \vec{x} + \vec{y}
ゆえに、
CI=1x+1y+1z\vec{CI} = 1\vec{x} + 1\vec{y} + 1\vec{z}
(2)-④ IG\vec{IG}
IG=GI=(CA+CD)=(x+y)=xy\vec{IG} = -\vec{GI} = -(\vec{CA} + \vec{CD}) = -(\vec{x} + \vec{y}) = -\vec{x} - \vec{y}
ゆえに、
IG=1x1y+0z\vec{IG} = -1\vec{x} - 1\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-⑥ IG\vec{IG}
上記④と同様に、
IG=1x1y+0z\vec{IG} = -1\vec{x} - 1\vec{y} + 0\vec{z}

3. 最終的な答え

(2)-① CH=0x+1y+1z\vec{CH} = 0\vec{x} + 1\vec{y} + 1\vec{z}
(2)-② GD=1x+0y+0z\vec{GD} = -1\vec{x} + 0\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-③ GF=0x+1y+0z\vec{GF} = 0\vec{x} + 1\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-⑤ CI=1x+1y+1z\vec{CI} = 1\vec{x} + 1\vec{y} + 1\vec{z}
(2)-④ IG=1x1y+0z\vec{IG} = -1\vec{x} - 1\vec{y} + 0\vec{z}
(2)-⑥ IG=1x1y+0z\vec{IG} = -1\vec{x} - 1\vec{y} + 0\vec{z}

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