2人の野球部員AとBの最近10日間の素振りの回数が与えられている。 (1) AとBのデータについて、箱ひげ図を作成する。 (2) AとBのデータの散らばり度合いが大きいのはどちらかを答える。

確率論・統計学箱ひげ図データの分析四分位範囲散らばり
2025/5/3

1. 問題の内容

2人の野球部員AとBの最近10日間の素振りの回数が与えられている。
(1) AとBのデータについて、箱ひげ図を作成する。
(2) AとBのデータの散らばり度合いが大きいのはどちらかを答える。

2. 解き方の手順

(1) 箱ひげ図を作成するために、まずAとBそれぞれのデータについて、最小値、第1四分位数、中央値、第3四分位数、最大値を求める。
Aのデータ: 350, 180, 270, 460, 480, 210, 490, 380, 370, 200
Aのデータを小さい順に並べると: 180, 200, 210, 270, 350, 370, 380, 460, 480, 490
* 最小値: 180
* 最大値: 490
* 中央値: (350 + 370) / 2 = 360
* 第1四分位数: (210 + 270) / 2 = 240
* 第3四分位数: (460 + 480) / 2 = 470
Bのデータ: 240, 280, 330, 330, 310, 390, 400, 300, 280, 340
Bのデータを小さい順に並べると: 240, 280, 280, 300, 310, 330, 330, 340, 390, 400
* 最小値: 240
* 最大値: 400
* 中央値: (310 + 330) / 2 = 320
* 第1四分位数: (280 + 280) / 2 = 280
* 第3四分位数: (340 + 390) / 2 = 365
(2) データの散らばり度合いは、四分位範囲(第3四分位数 - 第1四分位数)で比較できる。
Aの四分位範囲: 470240=230470 - 240 = 230
Bの四分位範囲: 365280=85365 - 280 = 85
四分位範囲が大きい方がデータの散らばり度合いが大きい。Aの四分位範囲の方が大きいので、Aの方がデータの散らばり度合いが大きい。

3. 最終的な答え

(1) Aの箱ひげ図: 最小値180, 第1四分位数240, 中央値360, 第3四分位数470, 最大値490
Bの箱ひげ図: 最小値240, 第1四分位数280, 中央値320, 第3四分位数365, 最大値400
(2) A

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