まず、サイコロの目の出方の総数を求めます。次に、3つのサイコロの目の和が16になる場合の数を数えます。最後に、確率を計算します。
* サイコロの目の出方の総数:
各サイコロは1から6の目が出るので、3つのサイコロの目の出方の総数は 6×6×6=216 通りです。 * 3つのサイコロの目の和が16になる場合の数を数える:
大小中のサイコロの目をそれぞれx,y,zとすると、x+y+z=16 となる整数の組(x,y,z)を求めます。ただし、1≤x≤6, 1≤y≤6, 1≤z≤6 を満たす必要があります。 x′=x−1,y′=y−1,z′=z−1 とすると、x′+y′+z′=16−3=13 となり、0≤x′≤5,0≤y′≤5,0≤z′≤5 を満たす必要があります。 x′+y′+z′=13 の非負整数解の総数は (3−113+3−1)=(215)=215×14=105通りです。 ここから、x′,y′,z′ のいずれかが6以上の場合を引きます。 x′≥6 のとき、x′′=x′−6 とすると、x′′+y′+z′=13−6=7 の非負整数解の総数は (3−17+3−1)=(29)=29×8=36通り。 y′≥6 または z′≥6 の場合も同様に36通りずつです。 x′≥6 かつ y′≥6 のとき、x′′=x′−6,y′′=y′−6 とすると、x′′+y′′+z′=13−6−6=1 の非負整数解の総数は (3−11+3−1)=(23)=3通り。 x′≥6 かつ z′≥6、 y′≥6 かつ z′≥6 の場合も同様に3通りずつです。 x′≥6 かつ y′≥6 かつ z′≥6 となる場合はありえません。 したがって、条件を満たす解の個数は、105−3×36+3×3=105−108+9=6通りです。 具体的には、以下の6通りです。
(4, 6, 6), (6, 4, 6), (6, 6, 4), (5, 5, 6), (5, 6, 5), (6, 5, 5)
* 確率の計算:
確率は 2166=361