男子4人、女子3人が1列に並ぶときの並び方の総数と、そのうち両端が女子であるような並び方の総数を求める問題です。

確率論・統計学順列組み合わせ場合の数確率
2025/5/4

1. 問題の内容

男子4人、女子3人が1列に並ぶときの並び方の総数と、そのうち両端が女子であるような並び方の総数を求める問題です。

2. 解き方の手順

(ア) 並び方の総数
男子4人と女子3人の合計7人が1列に並ぶ並び方の総数は、7!7! (7の階乗)で計算できます。
7!=7×6×5×4×3×2×1=50407! = 7 \times 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 5040 通りです。
(イ) 両端が女子であるような並び方の総数
まず、両端に女子を配置します。3人の女子から2人を選んで両端に並べる方法は、3P23P2 (3パーミュテーション2) で計算できます。
3P2=3×2=63P2 = 3 \times 2 = 6 通りです。
次に、残りの5人(男子4人と女子1人)を両端に並べられた女子の間に並べます。これは、5!5! (5の階乗) で計算できます。
5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120 通りです。
したがって、両端が女子であるような並び方の総数は、3P2×5!=6×120=7203P2 \times 5! = 6 \times 120 = 720 通りです。

3. 最終的な答え

(ア) 並び方は 5040 通り
(イ) 両端が女子であるような並び方は 720 通り

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