* 2つの円の中心をそれぞれA, Bとする。また、2つの円の交点をC, Dとする。すると、四角形ACBDはひし形となる。
* ひし形ACBDは、一辺の長さが2の正三角形ABCと正三角形ABDの2つから構成されている。正三角形の1つの内角は60∘。 * 扇形ABCの面積は、円の面積πr2に中心角の割合をかけることで求められる。半径r=2、中心角120∘(360∘の1/3)なので、扇形ABCの面積はπ(2)2×360120=34π。扇形ABDも同様に34π。 * 正三角形ABCの面積は43a2で求められる。一辺の長さa=2なので、正三角形ABCの面積は43(2)2=3。正三角形ABDも同様に3。 * 三日月形の面積は、扇形から正三角形を引くことで求められる。34π−3。 * 図形全体の面積は、2つの円の面積から重なった部分を引くことで求められる。重なった部分は2つの三日月形なので、2×(34π−3)=38π−23。 * 円の面積はπr2なので、半径2の円の面積はπ(2)2=4π。2つの円の面積は8π。 * 図形全体の面積は8π−(38π−23)=8π−38π+23=316π+23。