1. 問題の内容
数列 の一般項 を求める問題です。
2. 解き方の手順
与えられた数列の階差数列を考えます。
階差数列とは、隣り合う項の差を取ってできる数列のことです。
元の数列を とすると、階差数列 は以下のようになります。
階差数列 は となり、これは初項が2、公差が2の等差数列であることがわかります。
したがって、 と表すことができます。
数列 の一般項は、階差数列 を用いて以下のように表されます。
(ただし、)
であり、 であるから、
なので、
これは のときに成り立つ式です。 のとき、 となり、これは数列の最初の項と一致します。
したがって、 で、 が成り立ちます。